一般書籍

2021年4月に読んだ本まとめ

炎と血 (Ⅰ,Ⅱ) 炎と血 Ⅰ 作者:ジョージ R R マーティン 発売日: 2020/12/17 メディア: Kindle版 炎と血 Ⅱ 作者:ジョージ R R マーティン 発売日: 2021/01/26 メディア: Kindle版 当世最高の異世界ファンタジーシリーズ「氷と炎の歌」のスピンオフである前…

2021年3月に読んだ本まとめ

闇のシャイニング 闇のシャイニング リリヤの恐怖図書館 (海外文庫) 作者:スティーヴン・キング,ジャック・ケッチャム,クライヴ・バーカー,べヴ・ヴィンセント,エドガー・アラン・ポー,ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 発売日: 2020/09/02 メディア: 文庫…

2021年1月に読んだ本まとめ

マリーナの三十番目の恋 マリーナの三十番目の恋 作者:ウラジーミル・ソローキン 発売日: 2020/10/23 メディア: 単行本 80年代のソ連を舞台に、複数の男と簡単に寝るピアノ教師の美女マリーナの精神の変容が描かれる。マリーナはレズビアンだが、その心理は…

2020年10月に読んだ本まとめ

遊郭 遊廓 (とんぼの本) 作者:豪, 渡辺 発売日: 2020/06/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) 現存する各地の遊廓建造物を写真で紹介したもの。色タイルとステンドグラスの多用が印象に残る。売春資本が公的認可され、やがてかつての苦界としての姿が溶解し…

2020年8月に読んだ本まとめ

掃除婦のための手引き書 掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集 作者:ルシア・ベルリン 発売日: 2019/07/10 メディア: 単行本 昨年の内に読んでおかなかったことが悔やまれる一冊。自伝的な短編の数々から浮かび上がる、客観性を保つ知性、豊かな経…

2020年7月に読んだ本まとめ

おれの眼を撃った男は死んだ おれの眼を撃った男は死んだ 作者:シャネル・ベンツ 発売日: 2020/05/20 メディア: 単行本 書名から連想するのはギャングノワールの陶酔感。しかしこれは違った。そのセリフが唇から漏れるのを端で聞かされる、暴力を振るわれる…

2020年5月に読んだ本まとめ

ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの (光文社古典新訳文庫) 作者:ジークムント フロイト 発売日: 2011/02/09 メディア: 文庫 系統だった学問で触れたわけではないので、自分にとってフロイトはいまだ有効な大…

2020年2月に読んだ本まとめ

穴あきエフの初恋祭り 穴あきエフの初恋祭り 作者:葉子, 多和田 発売日: 2018/10/18 メディア: 単行本 著者の住むドイツ以外を舞台とした短編が集められており、まずそこが新鮮だった。短編の中でモバイルデバイスとコミュニケーションの位相をズラす描写が…

2020年1月に読んだ本まとめ

ポストモダン建築巡礼 (第2版) ポストモダン建築巡礼 1975-95 第2版 作者:磯 達雄,宮沢 洋 発売日: 2019/11/14 メディア: 単行本 日本全国の秀逸なポストモダン建築を、豊富な写真画像と熱が適度にこもった説明文、さらには見どころを押さえたイラストとで綴…

2019年12月に読んだ本まとめ

神戸・続神戸 神戸・続神戸 (新潮文庫)作者:西東 三鬼出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/06/26メディア: 文庫俳人・歯科医・輸入商とさまざまな顔を持つ著者から見た国際都市・神戸の戦中と戦後の雑多な光景。自分はどこか枯れた空気と乾いた匂いが漂う『…

2019年11月に読んだ本まとめ

私たち異者は 私たち異者は作者:スティーヴン・ミルハウザー出版社/メーカー: 白水社発売日: 2019/06/25メディア: 単行本現代アメリカを舞台にして、社会の変容や人間関係の動きを淡々と綴る。表題作は突然オバケとなった男性と孤独な女性ふたりの奇妙な暮ら…

2019年9月に読んだ本まとめ

夢の本 夢の本 (河出文庫) 作者: ホルヘ・ルイス・ボルヘス,堀内研二 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 「夢」にまつわる記述を、さまざまな時代・場所・様式の書物からセレクトして抜粋した博…

2019年8月に読んだ本まとめ

短編画廊 短編画廊 絵から生まれた17の物語 (ハーパーコリンズ・フィクション) 作者: ローレンスブロック,スティーヴンキング,ジェフリーディーヴァー,マイクルコナリー,リーチャイルド,ジョー・R ランズデール,ジョイス・キャロルオーツ,ロバート・オレンバ…

子猫誕生からまもなく三週間。標準的に10日前後で眼がそろって開いた四匹は、ほぼ同じ発育ぶり。ここ数日はお互いにじゃれあうような素振りさえあり、毛づくろいの前身のような仕草(余談だがこの子猫が薄い自分の肢先をしゃぶる様子が私は大好きだ)を見せて…

父の命日で菩提寺へ。ここ数日の朝晩の冷え込みで自律神経の調子を崩しており車中は難渋したものの、到着したあとはスッと気分が良くなったのが不思議。それで、亡くなった当日の父の心持ちをあらためて想像しながら、ご住職の読経で手を合わせた。 「闇の中…

この二日間、ブログ更新も忘れて新しく生まれた子猫4匹に見とれていた。 四月一日に迷い込んだ美しく若い猫が、ちょうど半年後の十月一日に珠のように愛らしく丈夫なこどもを産んだ。我が家にとって数十年ぶりの"純生"であり、そして最後の仔たちになるはず…

2019年7月に読んだ本まとめ

恋愛制度、束縛の2500年史 -古代ギリシャ・ローマから現代日本まで- 恋愛制度、束縛の2500年史?古代ギリシャ・ローマから現代日本まで? (光文社新書) 作者: 鈴木隆美 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/12/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを…

2019年5月に読んだ本まとめ

胃袋の近代 胃袋の近代―食と人びとの日常史― 作者: 湯澤規子 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 2018/06/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る これまで社会学で省みられることが少なかった戦前の市井の食事情を、第一次産業から…

2019年6月に読んだ本まとめ

湖 湖 作者: ビアンカ・ベロヴァー,阿部賢一 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/04/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 前半は(ああ、世界のありふれた残酷さを淡々と描き出す系か…チョイス間違えたな)と読み進めていたが、折り返…

2019年4月に読んだ本まとめ

いまファンタジーにできること いまファンタジーにできること 作者: アーシュラ・K・ル=グウィン,谷垣暁美 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2011/08/20 メディア: 単行本 クリック: 22回 この商品を含むブログ (16件) を見る ( 2011年からの再読) …

2019年3月に読んだ本まとめ

薄情 薄情 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 地方都市に暮らす、浮きも沈みもしないごくごく平均的な若い男を主人公に、彼の内面に起こるさざ波を描写する。殺人事件といった…

2019年2月に読んだ本まとめ

芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚 芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚 作者: 澤西祐典,柴田元幸,畔柳和代,岸本佐知子,藤井光,西崎憲,都甲幸治,大森望,若島正,谷崎由依,森慎一郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/11/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) こ…

2019年1月に読んだ本まとめ

退行の時代を生きる 退行の時代を生きる ―人びとはなぜレトロピアに魅せられるのか― 作者: ジグムント・バウマン,伊藤 茂 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2018/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る レトロピアとは…

2018年12月に読んだ本まとめ

さらば、シェヘラザード さらば、シェヘラザード (ドーキー・アーカイヴ) 作者: ドナルド・E・ウェストレイク,若島正,横山茂雄,矢口誠 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2018/06/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 主人公はポルノ…

2018年11月に読んだ本まとめ

グランド・ブルテーシュ奇譚 グランド・ブルテーシュ奇譚 (光文社古典新訳文庫) 作者: オノレ・ドバルザック,Honor´e de Balzac,宮下志朗 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/09/08 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (16件)…

2018年10月に読んだ本まとめ

大正=歴史の踊り場とは何か大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る (講談社選書メチエ)作者: 鷲田清一,佐々木幹郎,山室信一,渡辺裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/05/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る江戸時…

2018年9月に読んだ本まとめ

誰でもない誰でもない (韓国文学のオクリモノ)作者: ファンジョンウン,斎藤真理子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2018/01/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る韓国の現代社会の声なき声を拾った短編集。声高に悲劇性を訴えるわけでなく、…

2018年8月に読んだ本まとめ

ポー詩集 ポー詩集 (新潮文庫)作者: エドガー・アランポー,Edgar Allan Poe,阿部保出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1956/11/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る100ページ余りという非常に薄いコンパクトな文庫版。…

2018年7月に読んだ本まとめ

光 光 (集英社文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/10/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (19件) を見る久しぶりに読んだ国内作家の長編小説。あらためて、想像で日常を描く筆力に驚かされたのはリアルかどうかを海外小説よりもダ…

2018年6月に読んだ本まとめ

「最前線の映画」を読む 「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書)作者: 町山智浩出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2018/02/07メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見るネタバレ上等、むしろ教えてくださいな自分にとって…