2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鋼鉄神ジーグ#11

「月を睨め!! 悪を絶つ、不屈の想いで!」:鏡ショックや戦況の逼迫からつばきを慰める剣児と、半世紀ぶりに再会を果たした宙と美和という二つの類似シーンが印象的。前者は絆に重きを置いたドラマ面のメインテーマを表わしているし、後者は「浦島太郎」を連…

Devil May Cry#3

「Not Love」:チャーラーラーラーラーチャラーラーラーラーラー♪ OPテーマ曲もすっかり耳で憶えました。ダンテがバスタードふりまわして悪魔の足下なぎ払うカットとトリッシュが二挺拳銃構えて連続発砲するカットのスピーディーさが特に好きです。今回の本…

その枠の外にも世界はあるわけで

閣僚が歴史文脈読まない発言したという報道を見る度に『紐帯意識を保つために仲間へのへつらいに汲々として結果公共意識が薄れている若者』言説が脳裏に浮かぶ。構図的に同じだと思う。でもオフレコが基本的にないという職業である政治家が支持母体にしか目…

銀魂#61

紅桜編その4:オーラス。原作では静的なクライマックスである、桂が高杉を思い留めようとして「一番つらいはずの銀時が耐えている」と述べるシーンがもっとも印象的だったけど、アクション部分を補完していることで定評があるこのアニメ版では、銀時と桂が天…

アニメスタイルで連載されてる板垣伸のコラムに出てくるマッドハウス社長のキャラが萌える件。なんていうんだろう、天然ほっこり漢系? あとDMC(この略称が『だめにんげんくらぶ』と脳内変換されて困る)#2の話で、コンテの時点でシナリオの構成をいじったっ…

「機神兵団」#1

pioneer LDCとOPにクレジットされるのが懐かしすぎ。93〜94年に発売された全七話のOVA作品で原作はSF小説家のベテラン山田正紀。今も昔も未読なわけですが、当時の月刊Newtypeで眺めたゴトウマサユキによるキャラデザインが好みに感じた(いわゆるエスパー髪…

BSアニメ夜話(ボトムズの巻)

TV

すっきり痩せた岡田斗司夫は清潔感こそアップしていたものの、どこか見ていて寂しい気持ちになった。以前より発言少なくなってるし。ところで唐沢兄ってアニメ夜話の方は出ないんでしたっけか。あと、マンガ夜話にくらべて『知る人ぞ知る』みたいなドキドキ…

30号

次号からの福満しげゆき連載はかなりうれしいサプライズ。もうモーニングからは戦力外通告受けたのかと思ってただけにっ ドラ桜:最終回。先週に続いて矢島に泣かされそうになった。矢島と水野の性根の素直さこそが肝だったと思う。トータルでみて、名連載と…

しくへっどさんからボールが来たwo。思えば武井先生の漫画家としての戦略というか未来意思ってマンキンの中盤あたりから今にいたるまで、すっかり窺えなくなった気がします。漫画を描きたくなくなったという事はないと思うのですが、伝えたい事を見失ってし…

:ミートホープの件

それにしてもあの社長の“創意工夫”には恐れ入りますな。牛肉ミンチが実は合挽きなんて序の口で、しかも内臓部位も混ぜてましたとかはまだまだ、とどめには馬肉に牛脂を合成したものを牛カルビとか銘打って売っていたとかいうんだから、もうあまりのたくまし…

:メールについての伝達

先日、yahooメール受信文の本文部分が読めないと記述しましたが、勘違いだったのかなんなのかよく自分でも分かりませんが、現在は読めています。これまで通り送信くださって大丈夫です。

DTB 黒の契約者#8

ピンクツインテ助手あるいは黒衣の未亡人(後編):さも関連があるかのように見せかけて実はほとんど絡まない二つのプロット構成だというあたりでライターの意図に大分気づいていた(探偵の自信満々な推理もあたらなかったわけだし)けど、能力者が嗅いでいたの…

桃華月憚#13

「館」:寂れた温泉旅館を舞台とした伝奇ホラー単発エピソード。Bパートも押し迫ったころ、あと3、4分でどう決着つけますかいと時計見ながらハラハラしていたら、(伏線はあったから予想は付くはずなのに)どんでん返しであっけに取られ、直後のEDクレジットで…

電車は午前中に乗れませんでした。最近、三半規管が弱っててのりもの嫌なんだよぅ〜

今日もなかなかに嫌なことばっかの一日でした(所得低いから住民税アップ関係ないとかなんかの報道みて間違った認識持ってたことが明細で明らかになったりとかは浅いほうで)が、もしかしたら年内には尾玉なみえ先生の単行本が出る(講談社というのはもしかして…

ウォレスとグルミット、危機一髪!

これまで観たシリーズ中で一番面白かった。30分という尺もちょうどいいし、ミステリー要素とアクション部分、ほのかな恋愛要素がうまいこと絡み合ってて退屈しない。あと日本語吹き替え版だったんだけど、字幕に気を取られずに視られて、こと人形アニメに関…

すべての終わりの始まり

すべての終わりの始まり (短篇小説の快楽)作者: キャロルエムシュウィラー,Carol Emshwiller,畔柳和代出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (32件) を見るこれはまた不思議な感触の…

30号

「ごくせん」の人の読みきり面白すぎ。やっぱり今のジャンプに不足しているのは実力ある中堅ベテランなんだなと実感した。ナイス招聘でした。 リボーン:表紙&巻頭カラー。本編ともに以前のキャラクターコメディ主調だったころの空気がちょっと戻ってきてい…

チャンネルnecoでたった今放映中の「機神兵団」の冒頭2分の録画を失敗した。これだけの事で、今回は録画中止して次の放映まで待とうかと真剣に考えてしまう哀しいオタクの性。だってアニメの冒頭数分って作品の傾向をとらえるのにすごく大事じゃない?

少女コゼット#25

「届かぬ想い」:今回はパリの色んなロケーションを背景にメインキャラ同士の思惑が錯綜するエピソード。なかでもヴァルジャンの疑心暗鬼からくる被害妄想により、マリウスの軽度ストーキングが完全に裏目に出る展開がちょっと笑えた。マリ坊、もうこの恋は…

REIDEEN#16

「狂った空」:黄瀬和哉作監回。やっぱりI.Gアニメはこのしょうゆ顔タッチじゃなきゃね! 前田崎(くしゃみ連発うぜええぇぇ。というか今回も仕事してないね…)のぬるぬるした覇気のない動きもばっちりだ。そしてなぜか宙に舞うコンビニ袋の動画が一番すばらし…

桶谷顕さんの訃報には、またもや時間の流れを思い知らされる軽い衝撃を覚えました。「機動戦士Vガンダム」で、キャラクターの息づかいが一際伝わる回を担当していたライターさんだという印象が個人的なファーストインプレッションなのですが、それ以上に詳細…

電脳コイル#7

「出動! コイル探偵局」:オチがベタベタや〜 というか今回のヤサイサに取って付けられたようなキャラ立ては好みじゃない。ヤサコはあんなにハキハキ主張する子じゃないと思うし、イサコが京子に「そこの幼児!」と緊急時に呼びかけるのは作り物くさい(「そこ…

地球へ…#12

「孤独なるミュウ」:やっぱり高城元気は声優界のキングオブだめっこどうぶつや〜 二重の意味でMな青年マツカ役のはまりぶりに震えた。ことキースがさして必然性もないのにマツカの胸元をはだける展開にいたっては腐女思念波で頭が割れそうだった。佐藤大先…

精霊の守り人#12

「夏至祭」:チャグムとバルサのルチャ仁義。男には退けぬ戦いもあるんや、姐さん! と心で呟いて赴いたチャグムと仕方ないと諦め顔ながらもそれに報いたバルサ。今回のバトル二連弾仕立てはなかなか粋でした。バルサの体術は合気道と柔術を足して割った感じ…

風の少女エミリー#12

「世界にひとつの詩」:ジミーさん、エミリーに甘すぎ。新聞買占めは迷惑行為ですよ! そしてエミリーがジミーの思いやりを理解するシーンのあのキラキラ盛りあげすぎ演出は… 私が詩という文学形態をいまひとつ解してないせいなのか、今回ばかりはエミリーを…

朝日ソノラマが社として解散

するという報は、80年代後半からオタク人生が始まった者としてもやはり一抹の寂しさを感じます。あの黄緑色の背表紙の文庫レーベルと、もうひとつはパステルカラーの背表紙なコバルト文庫が私の自律的な読書生活の始点でした。漫画ではますむらひろしの宮澤…

世界の肌ざわり -新しいアメリカの短編

柴田元幸、斉藤英治 編・訳/白水社刊。やまなしおちなしいみなしな作品が多いあたりが柴田元幸のアンソロジーセンスらしい。しかし不思議と読後の質感にそれぞれ似通ったものがあり、それを一言で説明するとしたらまさしく書題となるだろう。平凡な人生にも…

今クールは金曜が休アニメ日となっております

今日はWOWOWマガジンが郵送で届きました。「シグルイ」のメインビジュアルがようやく拝めた。原作よりもさっぱりあっさりというか、清潔感がプラスされてる感じ? でもまあ紹介文中では主人公二人はどちらも美形らしいから、他のキャラはあるいは泥臭いタッ…

聖母の贈り物

聖母の贈り物 (短篇小説の快楽)作者: ウィリアムトレヴァー,William Trevor,栩木伸明出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (41件) を見る国書刊行会の新しい選集「短編小説の快楽」…