2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年9月に読んだ本まとめ

夢の本 夢の本 (河出文庫) 作者: ホルヘ・ルイス・ボルヘス,堀内研二 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 「夢」にまつわる記述を、さまざまな時代・場所・様式の書物からセレクトして抜粋した博…

2019年8月に観た映画まとめ

クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代 ('18 イタリア/監督:ミシェル・マリー) クリムトとシーレの没後100年を記念して作られたドキュメンタリー。しかし構成がどうも甘く、芸術・文化面にも科学・政治面でも焦点がぼやける結果になってしまった感じ…

2019秋期のアニメ視聴状況

NETFLIXオリジナルアニメは、テレビの放送クールとは関係なく配信されるので不意を突かれることが多いのだけど、最近はアメリカ人監督、脚本家と日本のアニメスタジオ・サテライトが組んだ『キャノンバスターズ』全12話を視た。ファンタジックなティーンズ向…

子猫たちは箱の中を歩きまわるようになり(自分は見てないが、壁を越えようと後ろ肢でぴょんと跳ねたりもするらしい)、ますます可愛らしさが増しているが、1,2匹は離乳食を少し口にするようにもなってきた。つまり、いよいよ概念から生物へと彼らはこちら…

2019年8月に読んだ本まとめ

短編画廊 短編画廊 絵から生まれた17の物語 (ハーパーコリンズ・フィクション) 作者: ローレンスブロック,スティーヴンキング,ジェフリーディーヴァー,マイクルコナリー,リーチャイルド,ジョー・R ランズデール,ジョイス・キャロルオーツ,ロバート・オレンバ…

秋はなぜこんなにも抜け毛が増えるのだろう。人間にも換毛期があるのかと疑わんばかり。 昨日の休みは主に子猫の入った箱を眺めて過ごした。この前まではあくびを連発していたが、ここ数日はやたら後ろ足をぐーんと伸ばしている。あと数日で箱からの脱走を試…

雨は降るものの、日中も暮れてからも気温は20度前後と安定していて、かなり過ごしやすい。寒くも暑くもないこのありがたさ。 具体的な予定は別にないのだが、最近は職場近くのアパート物件をネットで眺めることがよくある。今よりも諸々とシンプルな暮らしが…

2019年7月に観た映画まとめ

主戦場 ('19/監督:ミキ・デザキ) 少女像をめぐって、日本からやってきた発言者が総じて薄笑いで自分たちの間しか通じない独善的な歴史修正主義以前の女性蔑視コメントを口から垂れ流し、アメリカ人議長から「恥を知りなさい」と一喝される前後の映像を観れ…

子猫誕生からまもなく三週間。標準的に10日前後で眼がそろって開いた四匹は、ほぼ同じ発育ぶり。ここ数日はお互いにじゃれあうような素振りさえあり、毛づくろいの前身のような仕草(余談だがこの子猫が薄い自分の肢先をしゃぶる様子が私は大好きだ)を見せて…

父の命日で菩提寺へ。ここ数日の朝晩の冷え込みで自律神経の調子を崩しており車中は難渋したものの、到着したあとはスッと気分が良くなったのが不思議。それで、亡くなった当日の父の心持ちをあらためて想像しながら、ご住職の読経で手を合わせた。 「闇の中…

「鬼滅の刃」第12巻から15巻を再読。以前に読んだ時は時間に追われていたとはいえ、二回目でもまったく面白さの実感に変わりがないどころか、むしろコマ内の情報度をより深く味わえることに気付く。作者はやはりとんでもなく文化強度の高い環境で育っている…

第54回2019秋調査

アニメ調査室(仮)さんにて開催中。以下、回答記事です。 2019秋調査(2019/7-9月期、終了アニメ、48+7作品) 第54回 01,MIX,x02,ギヴン,z03,フリージ,x04,鬼滅の刃,S05,愛玩怪獣,x 06,手品先輩,x07,闇芝居 七期,x08,グランベルム,x09,コップクラフト,F10,まち…

目も開いてない子猫が、ただウニョウニョと生きている様を眺めているのは、穏やかな川の流れを見ているようなひととき。

夜は完全に近い無風状態で、日中よりむしろ暖かかった。兄が深夜営業のスーパーに行くというので、母と私も後部座席に同乗して、途上にあるマクドナルドのドライブスルーでソフトクリームを買って車中で食べた。おいしいねと言い合うトウの立ちすぎた娘と老…

この二日間、ブログ更新も忘れて新しく生まれた子猫4匹に見とれていた。 四月一日に迷い込んだ美しく若い猫が、ちょうど半年後の十月一日に珠のように愛らしく丈夫なこどもを産んだ。我が家にとって数十年ぶりの"純生"であり、そして最後の仔たちになるはず…

朝も近い今、窓を開けて半そでのパジャマでいるがまったく寒くない。かつて10月頭にはセーターを着て、黄色くなったイチョウを横目にしていたなと思い出すなど。 キンモクセイはよく香っており、ときおり日差しがきつく感じられる時もあれど晴れ具合は気持ち…

映画までの時間つぶしのつもりで入ったネットカフェで「ダンジョン飯」第7巻と第8巻、「宝石の国」第10巻を読む。どちらも高密度なテンションを維持した第一線級の作品なだけに、一冊あたり一時間はたっぷりかかり、結局映画は別の日に持ち越し。ところで偶…