2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

堆塵館

堆塵館 (アイアマンガー三部作1) (アイアマンガー三部作 1)作者: エドワード・ケアリー,古屋美登里出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (17件) を見るロンドンの郊外にある膨大なゴミの山のその真ん中にある…

笑い

笑い (光文社古典新訳文庫)作者: ベルクソン出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/08/26メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る誰かを笑っているとき、その主体は自らの中に客体との共通点を見出すからこそ笑いという行為を発動させる。ならば、その…

やばいよ… なつくるよ おきて居間にいったとたんクラクラッとくるあの…じごく…よるになっても…もわっと……

フランコフォニア ルーヴルの記憶('15 フランス・ドイツ・オランダ/監督:アレクサンドル・ソクーロフ)

美術作品とかつての国家間の略奪行為との関連は避けにくく、そういった間隙を詩情をもって表現した作品。当時の空気感を再現したナチス占領時代のパートが(ブロマンス的にも)美しい。難破しそうになりながら美の精粋を運ぼうとする寓話めいたエピソード部分…

Sharing('14 監督:篠崎誠)

東日本大震災で夫を失った大学講師、卒業研究として舞台で震災被害者を演じる女子大生、孤独を募らせる男子大学生。三者の精神がそれぞれの沸点を迎える時、自身と他者、現実と虚構それぞれが共鳴する中で裂け目が現れる。 出てくる役者は整いすぎた顔立ちで…

カンタヴィルの幽霊/スフィンクス

カンタヴィルの幽霊/スフィンクス (光文社古典新訳文庫)作者: ワイルド,南條竹則出版社/メーカー: 光文社発売日: 2015/11/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るオスカー・ワイルドの軽妙な短編と詩、ワイルドの親友であったエイダ・レヴァーソ…

寒い季節はさー、なんだか余計なこと考えずに体温保つだけで精一杯みたいなとこあってさー、楽なのよ。で、この暑い季節はさー、なんかね、うーん。