15話分というのはやはり尺が足りなかったという事なのか、後半は特にダイジェスト感が強かった。対立軸の作り方の陳腐さはともかくとして、キャラクター心理に説得力を与えるために布石に失敗しているのは正直視ていてしんどかった。結果として、味方側クル…

淡々としながらも、逆にいえば常にクライマックス状態という基本演出レベルのずば抜けた作品。直線的に進んでいるのかも不明なプロットへの説明のむずかしさといい、観念の世界で切実なアクチュアリティを描こうとしたその挑戦性はほとんど奇跡的。アニメで…

ギヴァー 記憶を注ぐ者作者: ロイスローリー,島津やよい出版社/メーカー: 新評論発売日: 2010/01/08メディア: ハードカバー購入: 6人 クリック: 23回この商品を含むブログ (28件) を見る一見ユートピアと思える整然とした中規模コミュニティの隠された一面が…

ひとり我慢大会を見かねた親から小ぶりな電気ストーブの差し入れ。正直、ようやくブログ更新できます…

レジスタンス集団のリーダーに自らのロールモデルを見ていた主人公が、友人に啖呵を切りながらその弟を死なせる結果に茫然としたり、その落ち込みようから逃避するために女友達の好意を利用したりして自己嫌悪を募らせるという展開が続いた後でのカタルシス…

70年代テレビ特撮シリーズを成長した当時の視聴者に向けてリメイク。ザボーガーの工業製品めいた無骨な造型の頼もしさは変わらないのがうれしい。ストーリーと関係のないお色気シーンやストーリーと深く関係するエロチック描写もけっこうあるので、実質的に…

冬も大詰め、ってところでしょうか。

第1話と第2話をシームレスにつなぐという、前期あたりから定着した観のある形式でスタート。ロボットアクションがたっぷりと視られて非常に満足度が高い初回になっていた。思春期特有の突然高まるリビドーを戦況突破力に置換するという本気なのかふざけてい…

まるで亜熱帯リゾートのような千葉は鴨川のさわやかな風が全編をつらぬく。からっと明るいヒロインの視点を通して伝わる世界観の開放感に惹かれた初回だった。これは音楽を連名担当している鈴木さえ子や、日産自動車のコンセプトデザイン面の参加というコラ…

今冬は例年より気温低めで推移、とやはりローカルニュースで言っていた。でも今現在はけっこう暖かいです。(2、3日後に再び荒れるらしいけど)

キャラクターやプロップデザインは洗練されているとはいいがたいが、チープさと唐突な展開、フェイクがいくつも仕込まれていそうな主人公設定の所在不明さからは、視聴者を飽きさせないようにする工夫を感じる。戦闘シーンも複数あり、ギアの変化や三次元を…

外出の予定はあるけど、まだらに荒れた天気でその気がまったく起きない、なう.

乱視読者のＳＦ講義作者: 若島正出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2011/11/24メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見るおおまかに分けると三部構成となっているエッセイ集。第一部にあたるのは、著者が実際に複数の大学で行った…

あらためてのキャラクター紹介もなく、唐突に開幕した第二期第1話。しかし第一期から継続した人物相関を単発プロットに乗せることで滑らかに作品独自の雰囲気をブーストさせるのに最終的に成功しており、今期も楽しく視られそうだ。それにしても、思わず考え…

地方民にもなんとなーくやってきた。新番組シーズンでやんすよ。

世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集作者: 森達也出版社/メーカー: 作品社発売日: 2006/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (25件) を見る1995年の一連のオウム真理教事件についてのマスコミ報道を客観視しようとす…

風の谷のナウシカ 豪華装幀本(上巻)作者: 宮崎駿出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1996/11/30メディア: コミック購入: 5人 クリック: 81回この商品を含むブログ (46件) を見る風の谷のナウシカ 豪華装幀本(下巻)作者: 宮崎駿出版社/メーカー: 徳間書店発売…

第1話は実に素晴らしいと期待したのだけど、それ以降はどんどん原作ファン指向へと。ダイアローグ時の台詞量が多すぎるのと分割二クール制とはいえイベントが切り替わるテンポが遅くなっていたのが具体的に頂けなかった点。第二期は視るとしてもネット配信で…

ほんと、今冬の風邪はなかなか治りませんね… 咳の止まらないこと止まらないこと。あとマスクを外したらまことちゃん張りのｱｵｯﾊﾟﾅが自分の鼻腔から垂れていた日には我ながらビックリしましたわん。