2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
アニメ調査室(仮)さんにて開催中。以下、回答記事です。 2014春調査(2014/1-3月期、終了アニメ、68+5作品)01,pupa,x 02,トリコ,x 03,桜Trick,x 04,ノラガミ,B 05,のうりん,x06,ハマトラ,x 07,魔法戦争,F 08,宇宙兄弟,x 09,プピポー!,x 10,ノブナガン,B11,キ…
作品名通りの恋愛物として、初々しい人間関係をオーソドックスに楽しめたし、オリジナリティの強いプロペラ機が織り成す飛行アクションに見入った回も多かったが、『空の一族』についての情報明示や具体描写が不足したままに、主人公自らが前面からの武力衝…
終盤での老学長の台詞「どんな強い人でも必ず間違いを起こす」という有りがちな警句がドラマから浮いてしまわなかったのは、複数の社会の多層的な様相と、表面からうかがいしれない個々人の事情や性質の多面性を粘り強く描いてきた構成の勝利。第一期よりも…
幼女の姿で、征服と呼ばわりつつも世界をまるごと抱き締めることを夢見るヴィニエイラというキャラ造形の魅力を惜しくも十全に引き出せたとはいえない最終話であった。特にかおりへのゴローの懐柔からスピード結婚の流れはユーモアよりも安易さが目立つ。禁…
今年はつくづく、天候が安定していて穏やかな良い春だった。
ETVらしさと公営放送らしくなさとが絶妙にマッチしていた快作で、同シーズンのアニメの中では図抜けて拾い物となった。中でも、のっぽでおせっかい焼きの五十鈴とわけありプレイヤーのルンデルハウスの友情以上恋愛未満な関係性は微笑ましくも清々しく、視て…
舞台芝居においては、生身の演者の肉体を介して物語が構成されるために、現実世界における世代別ステレオタイプがおのずと有効化される。本作中盤における、流子が生みの母に晦渋されて“良い娘”となり世間の押し付けのままに服を着せられるというアナロジー…
P.A.WORKSらしい、肝心の終盤で起伏にびみょうに欠ける印象ではあるが、全体的に凪の海のような雰囲気の作品であったので、これはこれで味わい深い。寓話としての強度はやや弱めで、そこがとっつきやすさでもあり、とっかかりの無さでもあり。ただ、2クール…
徹頭徹尾オムニバスを貫いた潔い構成だった。第1話で徹底したナンセンスを行い、放映最終話でちょっとだけウエットな恋愛話をやるバランス感覚のよさが何より素晴らしかった。第二期でも動画クオリティと豊かなバラエティを期待してます。
真冬という放映時期とぴったり合致しての季節感がある作品だったが、それは同時に八百万の神を強く意識する年越しのシーズンでもあり、それが外郭の仕掛けとして意図的なものかどうかは分からないが、淡い感情のやり取りが軸のドラマにしては印象が色鮮やか…
宇宙世紀マニアとは呼べるかもしれないが、MSバトルそのものについてはさしたる興味も鑑賞眼も持ち合わせていない自分には、対戦競技としてのMS描写には正直あまり集中して楽しむことができなかった。が、それでも本作のドラマ面のクオリティの高さは客…
今年は北陸地方でも、めずらしく満開の桜が一週間以上も楽しめたわけだけど、そうするといつになく葉桜になる頃に侘しさを感じてしまったり。人間はぜいたくなものですね。
法廷ものと魔法使いものとを合わせて、ヒロインの過去にまつわるサスペンス要素もトッピングした娯楽性の高さは同期アニメの中ではかなり高い方だった。終盤であきらかに作画修正が追いついておらず、結果演出にまで影響を及ぼしていたようだった(ヒロインと…
今期は新番アニメのファーストインパクト感想はツイッターの方でやっております。一ヶ月過ぎたあたりに、雑感としてまとめてエントリする予定。
タイムパラドックスの要であるヒナに含まれたミステリ要素についてはシリーズ中でもっと満遍なく布石を配置できなかったかな(リャザン少佐の登場を早めたりビゾンの執着の理由を強化したり)と思うものの、パイロットの反射速度を並列化して戦闘力を倍増させ…
最終回と初回、つまりクール入れ替え時は一週分のブランクあった方が都合いいなあ。
砂男/クレスペル顧問官 (光文社古典新訳文庫)作者: エルンスト・テオドール・アマデウスホフマン,Ernst Theodor Amadeus Hoffmann,大島かおり出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/01/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る繊細な神経を持つ男…
サクラの開花とともに寒さぶりかえしという北陸セオリ〜
双眼鏡からの眺め作者: イーディス・パールマン,Edith Pearlman,古屋美登里出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/05/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見る意図のある編集かは分からないが、社会へのパースペクティブな視点を持ち始めた幼い少女の…
Bパート丸々使ってのアフターミッションの様子は思い切ったコメディぶりで、アクションものであると同時に、一人の少女の心の動きを描いた青春ドラマだったのだなと改めて知った最終話だった。こじんまりとまとまりながらもシリーズとしての満足度は高い。…
暖かい四月の始まりで心が自然と浮き立つ。毛布もう洗っちゃったー