アニメ調査室(仮)さんにて開催中。以下、回答記事です。2012春調査(2012/1-3月期、終了アニメ、49+1作品)01,偽物語,x 02,BLEACH,x 03,Another,z 04,BRAVE10,F 05,未来日記,F06,ペルソナ4,F 07,へうげもの,A 08,銀魂 (2期),z 09,欠番(削除不可),x 10,べるぜバ…

食欲昂進期とそうでもない期が交互にくる。オヤツ消費量が倍ほど違うのだ。一度、手帳に付けて周期を確かめてみるかな。

冒頭、フェリーの甲板で潮風になぶられる少女の健康的な足首に意識が引き付けられる。そこにある空気感は、あるいは実写以上に濃いものだ。なぜならアニメーション映画である本作は、一から人の手によって描き出され構築されているのだから。ストーリーは至…

土が起こされた田に水が張られる、この爽やかな季節。カモメも虫目当てにどこからかやってきていて、そこには波のない小さな海が現れるのだ。静かな鏡面に夕陽のグラデーションが映る…

現在、３話まで視聴済。なお正式番組名は明確には確認していないがEPGではこう出るようなので。 前シリーズでパズルというテーマに対するパースペクティブな世界観は十分に描き終わっているので、新シーズンとしてシナリオ趣向や作画傾向をキャラクター寄り…

猫たちも食べすぎでやたら吐いたりと落ち着きがないな。春というのはやっぱりそういうものなのか。あ、ところで10日前に今年はじめてはっきりと目視できた沈丁花、今日にもまだ咲き残っていて驚いた。近すぎる距離よりも、すこし離れた場所での方が香るのが…

テレビシリーズ２クール編成として作られているらしいが、先行してソフト販売や劇場上映が行われるという変則的な商法による、超人気作品のリメイク版。 当世風にリファインが施されたデザイン設定と、本来の特色である旧日本軍風美学とを手堅いバランスで成…

第一部のフリット編の時と同じほどに視聴者の主人公側への感情移入を許さない描写の連続に、これは確信犯行為としてのシリーズ構成なんだなと認識させられるクライマックス回。軍内で権力を掌握した後に政権転覆を成功させる父世代のフリットという身も蓋も…

もうすぐ、暑い季節がやってくるのか…

Production I.Gらしい繊細な撮影処理と美麗な作画に魅せられる事が多く、ビジュアル面では十分な健闘ぶりだったと思う。シナリオも、印象に残るセリフが多々あり、説明のしにくい人間心理の微妙なラインを拾っていると思わされる人物相関に深みがなかった事…

前半の「中学生日記」張りの容赦のない未熟な年代同士のやりとりは圧巻だっただけに、終盤のまとめ方がこじんまりとしすぎているきらいがあるのは惜しい。"痛み"との距離の測り方を学びつつ、成長していく少女たちの決意みたいなものをもう少し粘りつよく演…

なにか、最近はことに気が焦る。年齢が大台に乗ったことと関係しているんだろうか。

"歌は世界を救う"という素っ頓狂なテーマをサテライトお得意のB級SF感つっぱしりでやり遂げた爽快作。狭い世界観になりがちなところを、モブキャラの丁寧な用い方でゆるやかに間口を広げていたブレのない脚本、それを大らかに受け止めていた演出と、制作陣の…

衛星放送無料チャンネルではカバーされてなかった前期新作がBS11にて遅れて開始。P.A.Worksは自分の住む北陸に所在する制作会社だが、そのフィルムからは-当方の思い込みも相当強いだろうが-湿気の多い緑の重さが空気として漂ってきており、それが明るいキャ…

大林宣彦の映画作品のような、世代をひとまわり遡ったノスタルジックな空気感が、セックスの暗喩をソフトに和らげてくれるというか、成長期ホルモンに浮かされた同士の男女のやりとりの甘酸っぱくもこっぱずかしい居たたまれなさを昇華してくれている。手堅…

寒くもなく暑くもなく、いまは極楽かー

平和を目指す武器商人グループの活躍を描く作品。OP、ED曲が好みだし、本編音楽も渋めでよい感じ。ヒロインとその被後見者である少年以外のキャラクターの顔にアクやクセが薄めなのは、リアリティの少ない設定にそれなりの重厚さを添えるバランス感覚として…

30分まったりと過ごせるテンポを持つ人には、極上の味を提供してくれる初回だった。動物園の展示を眺めているかのような白熊キャラやパンダキャラの造作や仕草、春の散歩における陽光と木の葉の影のコントラスト、さりげなく整えられた室内の心地よい様子、…

金沢のにし茶屋街で、終わりがけな沈丁花の香りを駆け込みで嗅ぐことができた。紺絹の夜によく似合う花だ。

放映直前の折、新宿駅構内で巨大連続看板を見かけたわけだが、そのコンセプトラインによく見合った初回だった。鍋島修監督は「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS」でも感じたけど良い意味で卒なくこなすタイプ。中高位安定という印象。基本のアクション演出はハリ…

散文朗読と心象イメージ映像とアバンギャルド・ジャズとの組み合わせがめちゃめちゃ挑発的な冒頭部分にシビれまくり。この『新・嵐が丘』が毎回のOPだったら良いね。そこで語りかけられている通り、若き日のまだスタイルが完成しきっていない時代のルパンと…

完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/04/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (22件) を見る池澤夏樹本人が編集した20世紀主体の世界文学全集に沿った内容プラスアル…

十二夜 (光文社古典新訳文庫)作者: シェイクスピア,安西徹雄出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/08メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見るシェイクスピアによる戯曲全幕。「十二夜」とはキリスト生誕を祝う一連の祭りの最後の…

近年まれに見る堅実な出来の良作アニメ。パズルというこれまでになかった題材に毎回惜しげもなく新アイデアを投入しつつ、最終的には「好きなものを目的化して他者との繋がりを絶つことはなく、好きなものを大事にしつつもあくまでそれを手段として仲間と助…

沈丁花、咲いている庭先も見かけたけどとんと香ってこないなあ…

オリジナルシリーズからおよそ10年という感じか。そのわりには星矢以外の主要青銅聖闘士たちは名前も出ないあたりに違和感を持つ第１話ではあった(タイトルにされてる当人は劇中現時点で死んでるらしいし)。いっそ旧キャラはまったく出さなくてもよかったん…

原作既読。漫画は個人作業なのでどうしても作者の演出テンポのクセが紙面に出てしまうわけだが、このアニメ版ではそれを前向きな意味でさりげなく消した印象。主人公である六太の才能はあるのにその割に世渡りに不器用なキャラクターや、弟の日比人との素直…

頭皮マッサージに重点を置いたシャンプー、髪美容に効き目あるみたい。もっと早く実行するべきだった。