2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ポール・デルヴォーの絵の中の物語

ポール・デルヴォーの絵の中の物語作者: ミシェルビュトール,Michel Butor,内山憲一出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2011/09/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (4件) を見るデルヴォーの20枚ほどの絵に、自由連想といった感じの掌…

ねじまき少女(上・下)

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)作者: パオロ・バチガルピ,鈴木康士,田中一江,金子浩出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/05/20メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 629回この商品を含むブログ (124件) を見る石油が枯渇した未来、代替エネルギーとなっ…

ファウスト('11/ロシア 監督:アレクサンドル・ソクーロフ)

ゲーテの原作から自由にイメージを膨らませた幻想譚という趣。この監督の作品はどこかふわふわしているというか、シリアスなストーリーでも何か空気が軽い。別にけなしているわけではないのだが、そのあたりをどう観賞すればいいのか、自分はいまだに分から…

秋はほんとうに突然やってきた …と思ったら数日後には最高気温が30度に戻っていたという、ね。

桐島、部活やめるってよ('12/監督:吉田大八)

運動部>運動部員と同じグループの帰宅部>団体戦で実績のある文化部>趣味度の高い文化部>不可視の存在 というヒエラルキーが社会批評的視点で暴かれるというわけではなく、穏やかなユーモアでもってむしろ伸び伸びおっとりと描かれる基調は、古びながらも…

残暑が続くので、海水浴場にはいまだにグループがやってくるらしい。北陸も常夏化…?

夏雪ランデブー

幽霊を交えた"大人の"三角関係が主題なだけに、生活感あふれる背景美術(ヒロインが住む中古っぽい一戸建、主人公のいかにも畳焼けしていて安そうなアパート)がまず素晴らしい。私もああいう商店街がそこそこ賑わっていてかつローカル感が適度にある東京の町…

「SHERLOCK」第一シーズン(全3話)

TV

偏屈者で変人、それゆえに不思議なカリスマ性とずば抜けた推理力を持つ …という基本設定を現代に移しかえると、なるほどホームズは発達障害を持つゆえに突出した注意力と五感と直観(主に電子機器の読み取りで発揮されているのがアイデアとして秀逸)キャラク…

来年の夏は体調崩さないように最初から気をつけよう…