朝日ソノラマが社として解散

するという報は、80年代後半からオタク人生が始まった者としてもやはり一抹の寂しさを感じます。あの黄緑色の背表紙の文庫レーベルと、もうひとつはパステルカラーの背表紙なコバルト文庫が私の自律的な読書生活の始点でした。漫画ではますむらひろし宮澤賢治翻案漫画の大判本が唯一の蔵書かな。余談ですが、これら文庫を親によく買ってもらっていた地元の書店チェーン「王様の本」が倒産したのは、つい数ヶ月前の話です。時間は流れているのですね。