ゴルゴ13 の検索結果:

ゴルゴ13#27

「フィアレス」:新OPにも慣れたぜ!と強がってみたものの、Dream〜♪のところではやはり顔が笑ってしまう。よりによってゴルゴルの瞳のアップで…虚無を極めた男の… ゴルゴルに夢ってあるのかな?一兆円貯めるとか?閑話休題。フィアレスの説明や描写が分かりやすくていい感じだった。あまりにも強烈な恐怖に見舞われた人は恐怖不感症になるという。それを拉致して手先に洗脳するという冷酷非情の元KGBを返り討ちにするお話。ゴルゴが恐怖を感じないのではなく、恐怖を適正に捉えながらもそれを…

ゴルゴ13#26

「冷血キャサリン」:OPとEDの新タイアップ曲が予想以上に合ってなくてちょっと茫然。これ持ってきたレコード会社はひどすぎる。映像の方も前のよりも省力的にみえて正直少し残念だな。本編の方はゴルゴに実は子どもが生まれてましたというイレギュラー色の強い話。ベッドシーンと前後の描写といい、ほのめかされた事情を理解してしばし目を閉じるカットといい、しっとりした情感ドラマの色合いが強い…のに最後の最後で能天気なステージクリアBGMはないべ(笑) それにしても西澤晋作画監督の回は眼福ですね…

ゴルゴ13#25

「フロリダ・チェイス」:正面突破の瞬間にするりとアクセル走行中の車の底面にはりつくゴルゴの動きがもはや人間じゃなくて吹いた。ゴキブリでなきゃ無理! そしてピンポイントで座席にすわったターゲットの尾骨付近から脳天を撃ち抜く。メキシコ人界隈の金髪信仰の憂鬱ドラマと対比してトンデモアイデアが引き立つなあ。どうみても組織人のオーラが微塵も出てない機動隊変装ゴルゴにまったく普通に話しかける同僚も面白かった。あと、女ハッカーの登場によりデイブ正ヒロインの座に危機が。

ゴルゴ13#24

「サンタ・アナ」:ベッドシーン・ギャング集団返り討ち・黒幕、ゴルゴの用意周到ぶりに瀬戸際で小物化とシリーズにおけるテンプレを卒なくこなす中、テロリスト相殺作戦を立てた国家諜報局のトップの“無思想だけど『あらゆる思想に意味を感じない』という意味でやはり積極的な部分のあるゴルゴも逆説的に反国家的テロリスト”という見解や、モロッコという舞台に始終吹きすさんでいるシロッコの神経を逆なでするうっとおしさ等がいい感じのアクセントに。ところで客室に手榴弾まで投げ込まれたモーテル支配人カワイ…

ゴルゴ13#23

「ジェット・ストリーム」:なんとシリーズ三度目のハイジャックネタ(笑)。その中でも予期せずして人質当事者となったゴルゴというエピソードの今回は、航空サスペンスネタとしての真打といえましょう。それにしても50分代に入ってからものの2〜3分でゴルゴが手早い活躍をみせるという本アニメ版における“矯め”の演出芸はかなり板に付いてきましたな。あと、いちおう素人衆に見せるべく殴られて痛そうな顔をするゴルゴル萌え。「あんた、なんでそんなに落ち着いてんのよ」って言われてもなあ。

ゴルゴ13#22

「インディアン・サマー」:静かな話系なんだけど、老母が急にアグレッシブになる展開はちょっと笑えた。あと、つぶれる寸前のモーテルで健気に切り盛りする若い娘がそれはもう健気でなかなかいいスパイスになってたなあ。若本規夫の起用も適切。そりゃ若本声のキャラが見た目まんまで終わるわけないな!

ゴルゴ13#21

「ガリンペイロ」:…とはアマゾン流域でダイヤを掘り出す山師…とは名ばかりで実際のところは里人の生活を蹂躙するならず者…という視点が入ったサブタイトルで、もう一方のターゲットである(しかし依頼者はこちらの掃討まで願ってはいなかったような)現地武装公安組織ともども、悪党は名目とは関係なくのさばっており、おそらくはある種の秩序にこだわりを持つゴルゴにとっては割りに合わない仕事ではあるけど、ちょっとした義侠心を発揮したくなった…というエピソードだったように思うです。それにしても陽動の…

ゴルゴ13#20

「メランコリー・夏」:こういう話を夏の終わりにやるなあぁぁ。久しぶりにアニメ視て欝になったわ。せめてステラが夫のポンポン船を一目確認できていたらよかったのに…(ここ作劇的には反語で)。なんかもう、ただでさえマルタ島では浮くであろう控えめなアングロサクソン美人とかね。そんで生活に疲れててゴルゴ(常ながら機能してない水兵変装フイタ)の盗聴や窓からの目視にもまったく気付かないとかね。大家のおばちゃんは優しいんだけどでもやっぱり自分の都合優先とかね。地道にきつい話じゃったよ。ただ、一…

ゴルゴ13#19

「硝子の要塞」:臓器密売のために身寄りがない若い女をさらってるはずが、中に名前と顔を変えた富豪の娘が混じっていたというお話。その下手人を国家諜報機関に別口要件で頼まれたゴルゴがプールのさざなみを利用した兆弾で倒すお話。たぶんにありえない要素で成り立っているものの、勧善懲悪性を取り入れた爽快感のある演出と、わりと濃やかめ(母のドナーを娘としたことで『はからずもお前のコーディネーターとしての腕が証明された』というセリフは破天荒さをフォローしてたと思う)なシナリオの出来でなかなかい…

ゴルゴ13#18

ひぎぃーご主人さまもうしわけありませんですぅ〜 という調教のかほり漂う主従関係倒置に不覚にも萌えてしまった……… あとイギリス田園地帯で私もチャリ郵便配達やりたいです。

ゴルゴ13#17

「残光」:これはもう明確に、アニメ版の制作者はゴルゴをゲストキャラたちにとっては“死神”に等しい存在であるというモチーフ扱いをしているという意思表示回だったというか。そうとでも考えないと、あまりにも刑事と妻がかわいそうすぎて夜も眠れん(笑) だってゴルゴ、自分が依頼者でもない相手に指図されたと勘違いして嫌がらせのあげく念のため殺しといたとしか思えんもん。足を少しひきずる妻にも埠頭の迷い犬にも心から好かれる好人物のFBI捜査員を、そんなことにも関係なく一抹の鋭さと執念の残り香を…

ゴルゴ13#16

「死臭の聖者」:池田秀一を小物で粗暴なんだけど表向きはジェントリな聖職者にあてるってのは冴えまくってるなあ。原作の劇画性を破綻なく端正に動かした作画やアクションと教団内シーンとのメリハリが利いた演出ともども今回も出来がいいじゃないですか。このアニメの制作、大有名作のアニメライズに気後れせずにモチベーション高いと思うです。しかしコールタール塗れのゴルゴル。前腕で大の男の首折ってたけど滑ったりしなかっただろうか。まあミハイルも死神の権化といって過言でない男に殺されたのはカルト教団…

ゴルゴ13#15

「海へ向かうエバ」:余韻じわじわ来るねえ。死神への磁力に故郷へのノスタルジアを喚起され、更に存在のルーツをさかのぼるがごとく一人でボートに乗り沖へ。ゴルゴが人目につかないところまで待っていたように思えるのは、勇み足すぎる解釈だろうか。それにしてもマグロじゃないゴルゴには「いいのか、そんなとこ見せていいのか!」となぜかブラウン管の前で焦った。相手役の田中敦子の演技の艶っぽさにもドキドキ。今回もいい出来だったわあ。死の匂いに自然と惹かれゆく人種かあ。哀しいけどどこかロマンも感じる…

ゴルゴ13#14

「落日の死影」:南の島で対峙する二人の暗殺者ということで「009-1」の第3話を思い出した。あちらでは情緒と仕事を切り離した方が生き残ったけど、こちらでも同様。骸骨化した将校の制服は旧日本軍っぽかったのも、日系人らしきゴルゴが完全に過去と決別していることの証にもみえる。それにしても大虐殺回だったなー。それにふさわしい、シリーズ中でもめずらしいほどに暗い印象のしめくくりだった。ところで今回とっても動きにキレがある良作画だったと思う。

ゴルゴ13#13

「クロスアングル」:邪魔するならば先に邪魔してやろうホトトギス。もといパパラッチ。全体的にだるい回に思えたけど、ゲストキャラの仕事に嫌気が差したことからくるゴルゴというターゲットへの執着心の描写は印象に残った。新EDはさらにアメコミチックに。今回もパトゥリ・フェルディナンドさん作。この人の女性キャラは本編デザインより垢抜けてて好きだな。それにしてもさすがにガーネットクロウはこの番組の雰囲気には苦しいだろう。

ゴルゴ13#12

「TOUCH DOWN」:アメフト選手萌えな老刑事が名探偵くんくんの助力によってゴルゴ逮捕に迫ります。というかなんでどこにでもミニチュアダックスフント連れ歩くねん。あと実験施設でもないのに全員白衣のデータ解析ラボってギャグなのかな。ほかにも花束もって病室で「えへへ」な正ヒロインとか、盗み聞きからいきなり窓割って容疑者銃殺とか、証拠テープ大爆発の超スピード終幕ぶりとか、やけに必死顔ゴルゴで本編雰囲気ぶちこわしなアイキャッチとか、今回も面白かったです。

ゴルゴ13#11

「デッド・アングル」:ゴルゴがものすごく走る回。そしてまさかの正面突破。なんともアクティブな変化球ミッションで、ゴルゴの一抹の焦りが見えるようで暗殺能力の破天荒とは別に、やはり死神そのものではなくて死神に一番近い人間なんだなあとなぜか逆に納得させられる。…余談ながら個人的には死神というより死の天使というイメージなんだけど。だって実際に手を汚すでしょう。直接に。ほかにも同じ国の諜報員同士の鍔迫り合いという状況設定にリアリティ感じたり、若手スナイパー役でゲスト出演した三木眞一郎が…

ゴルゴ13#9

「檻の中の眠り」:オチは見え見えだったものの、キャラクター描写の良さと朝飯抜きされてテーブルに付いてる手持ち無沙汰ゴルゴルの萌えとで楽しめた。ゴルゴルも陰湿ないじめには腹が据えかねたようで今回の乱闘には心持ち力入ってました。それにしても刑務所長(CV:青野厚)の『生まれ変わっても、またここに生まれておいで(ハートマーク)』という台詞回しの素晴らしさが忘れられません。しかし、監視ライトのハレーションはやや強引なアイデアに思えまする。

ゴルゴ13#8

「動作・24分の4」:今回のキーワードは『システム』。つぶされる側のマフィアの子分がボスをかばって「情報漏洩したのは相手のシステムの力がものをいったのであってボスのせいじゃない」ってのは、実際にそういう部分もあったのだろうけど、そのボス自身が殺されてかけてる時に悔しまぎれにゴルゴへの依頼をぶちまけてる描写が冒頭にあったわけでやはり精確な申し開きじゃない。序盤に捨石とされてゴルゴに瞬殺された下っ端たちといい、不条理さが目立つ集団システムと対比しての、自分自身で保つゴルゴ・システ…

ゴルゴ13#7

「G線上の狙撃」:ケルンスキーが強面のわりに人格者であり演奏家としても傑物なのにくらべて依頼者のこのあまりの器の小ささ。そのためにゴルゴルの神の仕事ぶりもまったく無意味になってしまう、けど本人は頓着しないというあたりがなんとともいえない後味。このアニメ版はプロフェッショナルとは何かという職業ものジャンルだという匂いを嗅ぎ取った。働きマーン。

現在の全話感想対象番組一覧

月:ギャグマンガ日和3/二十面相の娘 火:(なし) 水:マクロスF 木:カイバ 金:RD 潜脳調査室/キスダムR 土:PERSONA -trinity soul- 日:コードギアスR2/クリスタルブレイズ/ゴルゴ13 …週10本ですね。なおゴルゴ13は一年4クール予定らしいので、途中離脱の可能性も高いです。あと、レビューは基本やらないけど時間が合えば視るものに、 月:絶対可憐チルドレン 水:銀魂 木:アリソンとリリア といったものが。

ゴルゴ13#6

あやまれ! ゴルゴは鳩飛ばし役の少年と射的屋のおっさんにあやまれ! 特に前者の時は何がしたかったのだろう… 単なる尾行を撒くための奇行としか。しかし今回はゴルさんがおもちゃの銃を没収されて取りに行ったり、うっかり自分の違法行為を口走る刑事とか、何の意味があって猫を落とし戸ワナに仕掛けてるのか謎な依頼者とか面白集団のコントに見えなくもないエピソードではあった。とはいえ、いつも通りに色んな意味で楽しめたんだけど。たとえば分割画面演出に省力モードを感じたり。後ろにまわられると殴り倒…

ゴルゴ13#5

「スーパー・スターの共演」:依頼者の一言で終わるのが原作の読後感と似てたなあ。でもBGMや光源効果で情感演出できる分アニメ版の方が依頼者の複雑な心境を濃厚に描けるわけなんだけど、今回のプロモーター会社の社長の部下への愛憎半ばする想いは浪花節にならないギリギリに抑えられていて、きちんとゴルゴの死神然とした魅力を引き立てる役に位置していたと思う。ふと考えたけど、ゴルゴは人間のドロドロした部分が嫌で暗殺稼業に入ったのかな? ところで次回予告での「後ろに立つとどうなるのかな〜」みたい…

ゴルゴ13#4

「プリティウーマン」:誰もがハッピーな印象を持つかの映画のタイトルを拝借したにしてはえらく無残なオチで、原作よりもある意味湿っぽい方向に殺伐としていて案外飽きさせないアニメライズになってるなあと改めて。今回ゲスト出演した岡本麻弥は「MOONLIGHT MILE -Lift off-」でも現状からの脱出を夢見るトウの立ち始めた女の役をやっていて、どこか震えるように発声するタイプだからこういう微妙な役所がよく似合って惚れ惚れ。自分を省みないゴルゴに毒づく、キャラの地金が剥げるシー…

ゴルゴ13#3

「傑作!アサルトライフル」:OP冒頭の1カットを見る度にOUT誌上の名ネタ「藁の中からケンシロウ」を思い出す。ゴルゴがアタッシェケースを開けるとこ。しかし今回はむさくるしい回だった。猫も女も出てこないんだもん。銃職人がいつのまにか入ってきたゴルゴ(ピッキング?鍵掛け忘れ?)にびっくりするシーンだけがオアシスだった。ちょっとここまでおっさんパラダイスは勘弁だ。

ゴルゴ13#2

クリブレと続けて視る(キズステ→BSジャパン)とこちらの出来が神の領域にみえますほんとうにありがとうございました。今回のヒロインはシャムネコでした。あんな高い階(そういや909号室なのにエレベータ表示だと15階以上だった気が)のベランダ歩いちゃらめえぇぇ。そしてゴルゴの仕事の邪魔をした報復にあわなくて安心した。薬莢をほんの一瞬の気の迷い(丁寧にも他のキャラの台詞上で『日が落ちる時間は注意力が落ちやすい』とフォロー)で落としたことでニューヨーク市警の室内捜査(ガン無視で延々と新…

ゴルゴ13

ゴルゴのスナイプ成功の記事を読んで「うふふ」と微笑む銃職人のじじいが萌えキャラにしてヒロインですね、分かります。これまでに何度も映像化されているけど、今回は音楽がわりに軽快なスタイリッシュさで現代風になってて差異化されてる感じ。展開テンポもほどよくて死人二人がテロリストとマフィアという“安心設計”といい、つかみの初回としてはいい出来だったなと。EDがモノクロハイコントラスト手法で、思い切ったアナクロな動かし方の部分アニメーションが面白いなあと思ってたら外国人スタッフ(パドゥリ…

地球へ…#12

…目に浮かぶわぁ。あとゴルゴ13オマージュ台詞も絶対わざとやってるだろ? 土6恒例見え見えのでっかい釣り針が出てきて盛り上がって参りました。もうミュウの中のいざこざが意識の彼方(笑) キースがサムの見舞いに行く場面も印象的だったしね。三者三様に変わったし関係性も距離が空いたわけだけど、しかし一番変わったのはキースの言うとおりスウェナかもしれないね。離婚の詳細を語らないあたり、職業人としての意識の軋轢が彼女にあったようなほのめかしに感じる。その後にシャングリラにて青年たちと同レベ…