ゴルゴ13#15

「海へ向かうエバ」:余韻じわじわ来るねえ。死神への磁力に故郷へのノスタルジアを喚起され、更に存在のルーツをさかのぼるがごとく一人でボートに乗り沖へ。ゴルゴが人目につかないところまで待っていたように思えるのは、勇み足すぎる解釈だろうか。それにしてもマグロじゃないゴルゴには「いいのか、そんなとこ見せていいのか!」となぜかブラウン管の前で焦った。相手役の田中敦子の演技の艶っぽさにもドキドキ。今回もいい出来だったわあ。死の匂いに自然と惹かれゆく人種かあ。哀しいけどどこかロマンも感じる…(あくまで虚構上のモチーフとしてだけど)