ゴルゴ13#5

「スーパー・スターの共演」:依頼者の一言で終わるのが原作の読後感と似てたなあ。でもBGMや光源効果で情感演出できる分アニメ版の方が依頼者の複雑な心境を濃厚に描けるわけなんだけど、今回のプロモーター会社の社長の部下への愛憎半ばする想いは浪花節にならないギリギリに抑えられていて、きちんとゴルゴの死神然とした魅力を引き立てる役に位置していたと思う。ふと考えたけど、ゴルゴは人間のドロドロした部分が嫌で暗殺稼業に入ったのかな? ところで次回予告での「後ろに立つとどうなるのかな〜」みたいな感じでニヤニヤと背後に回る刑事と、それをじろりと左右に追うゴルゴの黒目アニメートが可笑しかった。あの刑事どうなるのかな…