ゴルゴ13#19

「硝子の要塞」:臓器密売のために身寄りがない若い女をさらってるはずが、中に名前と顔を変えた富豪の娘が混じっていたというお話。その下手人を国家諜報機関に別口要件で頼まれたゴルゴがプールのさざなみを利用した兆弾で倒すお話。たぶんにありえない要素で成り立っているものの、勧善懲悪性を取り入れた爽快感のある演出と、わりと濃やかめ(母のドナーを娘としたことで『はからずもお前のコーディネーターとしての腕が証明された』というセリフは破天荒さをフォローしてたと思う)なシナリオの出来でなかなかいい感じに仕上がってる回だったかと。しかし榎本温子の声質はこういう劇画調アニメでは浮くなあ(笑)