2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

銀魂#59

紅桜編その2:死地と感じつつも銀さんを見送るお妙さんというシリーズイレギュラーなシリアスさ(&しっとり成分)が印象的。ギャグ分は神楽とまた子(ギャル後輩属性って新しいな)のしみ舌戦に侍エリーにツッコむ新八の二箇所でフォロー。落ち着いた定番展開で…

「キモい」って「肝い」だったらいいのに。大事いって意味だwo!

前述の「キャラ論」の観察記述からもよく分かったけど、ネット上での騒ぎや共同体内いじめのトリガーになりやすい『キモい』という発語の意味は“あんたは逸脱している/自己演出の意味合いが過剰である”とレッテル付けする(あたかもそれらがすべて主体性に由…

DTB 黒の契約者#6

赤毛娘ハヴォックの巻(後編):デッサン自体の整いは並ながら、人物の動かし方にさりげない艶がある回。主人公である黒にようやくセクシャリティが感じられたのは吉兆。でもいきなり指折り連発はないだろー(尋問経過をはしょりすぎ)。動機説明よりもシーン毎…

桃華月憚#11

「祭」:忘れてたけど、本作において本筋とお遊び回の区別はほとんど無意味なんだった。ただまあ、今回においてあらたに判明した設定詳細はなかったに等しいけど。それ以外は通常エピソードと代わり映えない出来でしたよ。というわけで事前に個別クレジット…

28号

表紙はNARUTO。ことに荒い塗りだけど、意図的なものかどうかは限りなく怪しい。そうだとすれば原寸を拡大したレイアウト? さて今週はP2とサムうさが面白かったです。カトブレもわりと好き。 BLEACH:ウルキオラが一時的とはいえグリムジョーに負けたのはち…

キャラ論

瀬沼文彰 著/STUDIO CELLO 刊。著者は非常勤講師を務めながらも社会学専攻の学生でもある元お笑い芸人。その業種の人たちに人間観察眼が必要なことは文中記述からも伺えて興味深い。そんな著者が論文をまとめるためにフィールドワークとして複数の若者にイン…

正直いうと「桃華月憚」の声優シナリオ投入の報には萎えしか覚えてません。お遊びエピソードもいらないし。でも監督やシリーズ構成氏がしっかり監修しての本筋回だったならば見直しますが。

少女コゼット#23

「パリの空の下で」:おお、作画久しぶりに高水準。きちんとキャラクターデザインの本来の良さが生かされており、たとえばマリウスと学友(名前おぼえてないんだよぉ)が並んでるカットでは、前者がちゃんと渡辺はじめキャラに見えて後者はきちんと吉松孝博キ…

一時避難から完全移転の決意が固まりつつ

あります(しかし便宜上ブログタイトルは数ヶ月はこのままで)。 今日はデザインテンプレを変更し、左カラムの「リンク集」欄を利用して毎回レビュー中の作品名索引を設置しました。閲覧にお役立てできれば幸いです。(はてな記法でのカテゴリ化を利用した方が…

はてなの使い心地

はてなは基本が日記の書式なのでフラットな気持ちで更新できるのがいいですね。いままではブログに比重を置いていてもどこかhtmlサイトを構築するような姿勢を捨て切れなかったけど、これからは思い切ってブログサーバーにログを委ねきっちゃおうかなあ。

REIDEEN#14

「深海からの挑戦」:水着で海に遊びにいくあたりはもっとキラキラした絵面がほしかったかもしれない。そりゃもう男子と女子が複数人で行くんだからアドレナリンどばどばでしょうさ! ところで先週と同じくキャラクターの顔が設定から離れてしまってるのが気…

電脳コイル#5

「メタバグ争奪バスツアー」:イサコへのダイチの視点描写、色気づきはじめの小学男子らしさが過不足なくてすばらしい。彼女はナチュラルボーン女王様なんだな。いじめヒエラルキーなんざイサコ様にとっては次元が低すぎるっぽい。一方、茫洋とした味がいい…

地球へ…#10

「逃れの星」:ジョミーの怪電波送信が底抜け天然アイデアだったことに拍子抜けした。もうちょっと政治戦略的ななにかがあると思ってたんだけど… 青少年の主張大会並みのレベルやないかー しかしシャングリラの子供たちの成長した姿が伸びやかかつチャーミン…

精霊の守り人#10

「土と英雄」:最後にだまって見てたバルサが「市井の営みをお甞めでないよ」と教育ビンタをチャグムにお見舞いすると思ってた私が間違ってるんだろうか。だってあの子『愚民』とか言っちゃってたぞ?! あとあれぐらいでイカサマ呼ばわりなら遠隔操作疑惑の…

風の少女エミリー#10

「夢を織る人々」:想像力豊かな少女が主人公ということで、話の筋が少々思わぬ方向に行ったりするのが本作の醍醐味。今回は新任の先生に変化球な発破かけられて意気消沈するも、逆にストレートに励まされた方のテディと意気投合して新婚ごっこする(語弊有)…

6/3の日記が消えてる?!

数日前からちらと気づいてはいたんだけど… 文中訂正のため編集しようとしてうっかり間違えて削除してしまったんだろうか。そもそも更新してないということはないと思うけど。精霊の守り人#9、電脳コイル#4、REIDEEN#13の感想が〜 うぎゃああああああぁぁ …

「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

WOWOWで昨夜に視ました。HV、5.1chというデジタルBS放送の恩恵をフルに受けた形態だったのですが、それが実際に非常にきめ細かい画質が映えてて、その事自体に感動した。粘土アニメという手法ゆえに、撮影は遠近感を際立たせるスタイルが基本として採用さ…

リアル表情ロボットの恐怖

最近、映像や画像付きで報道されるようになったリアル表情ロボットが怖くてたまりません。そして吐き気を覚えそうになるほど気持ちわるい。こういう情緒的かつ主観的すぎる意見はあまり述べたくないけど、この件に関してはまさしくこうとしか言いようがない…

コムスン騒動

コムスンはアットホームあふれるサービスをアピールしたCMやそれをさらに印象付けるピンクのユニホーム(というかスモックかな)がいまだに頭に残ってるから、今回の認可取り消しの件で創業者がジュリアナ東京の仕掛け人だったと聞かされても、なんともシュー…

27号

かぶく者:旧主人公の新九郎が御役御免なのか再登場ありなのかすら明示されないようじゃ、もうこの作品を純粋に楽しむのは難しい。時代考証や文化薀蓄以外にやりたいことがあるように見えないんだよね。特上カバチ:みつおくんが星飛雄馬にみえるのは私だけ…

銀魂#58

紅桜編その1:OPやEDの醸すイメージがここに来てハマるハマる。今期のタイアップ曲は今回のシリアス長編に合わせて作詞されたんじゃないかとすら思われてくる。本編も作画上で陰影を濃くしデッサン密度も同じくやや濃く、演出面では前回までと齟齬が目立たな…

NHK番組「SONGS」大貫妙子 回

TV

住んでいる葉山の海の風景の穏やかさと聴く人を別の世界に誘いたいという言葉が印象に残った。その意味でおすすめしたい曲は『SIGNE(記号)』。19世紀ヨーロッパを舞台とした不条理小説みたいな幻想的かつ抽象的な詞世界がここ数年来のお気に入り。

失われた探険家

パトリック・マグラア 著、宮脇孝雄 訳/河出書房新社 刊。父が高名な精神医であったというプロフィール通りに、超常現象を描きつつもあるいはすべてが心理学で説明できそうな短編が多いのが特徴でしょうか。他はゴシカルな文体でグロテスクなモチーフを覆っ…

DTB 黒の契約者#5

赤毛娘ハヴォックの巻(前編):不良娘あがり娼婦っぽいハヴォックのデザインは好みだけど、名前は女っぽくないね。苗字の方ですか? このアニメ、どんどん面白くなってますね。今回はデッサンの隙のない作画(コーヒーカップひとつからしてレベルが分かるとい…

桃華月憚#10

「血」:遡上アニメでクールも半ばを過ぎて新キャラが出てくるとやたら戸惑うな。桃香に懸想していたらしき白川明日菜はあの後どうなったか描写放置なのかー そして寧々と香陽姉妹の母の正体も気になる。彗星をまた一緒に見たいわね、は80年に一度だかのハレ…

白髪頭にヘッドホンをつっかけて起き上がった老父が一瞬ソルジャーブルーに見えてしまった幻視家は俺だけでいい。ところで関係ないけど「サーセン」ってもしかしてすいませんって事?(この直後はてなキーワードで自己解決すた)

27号

表紙は二度目の映画化決定記念でブリーチ。本編ではグリムジョーの服から飛び出してくる織姫が不思議だった。直前に人型のふくらみなんか描かれてなかった気がするが。サムうさは面白さが安定してきた。しかも千代吉やらマロやらがやたら萌えキャラ化してき…

少女コゼット#22

「それぞれの旅立ち」:マリ坊の無個性ヒーロー顔には慣れたものの、コゼットの成長後にはやはり惜しさが残る。彼女はこれから命をも賭した恋に身を投じるわけじゃないですか。あんな大人しいだけの美少女ぶりじゃなんだか納得できない。しかし爺さん(名前覚…

地球へ…#9

「届かぬ思い」:いや、思い自体は届いてなくもないというか、少なくとも片側通行で届きはしたけどすれ違ったままだったというか。少年キース編はこれで終了したわけだけど、思ってたより人間的な子だったわキース。今回自分で述懐してたけど、キースは、キ…

「崖の上のポニョ」のチラ出しカットはやっぱり不気味だなと思った初夏、はてなの管理画面日付は朝六時でかわるのが夜型にうれしい、そう心から感じる私、落ち込んだりもしたけど元気ですというのは錯覚で年中どんよりです。ところでもしかしたらジブリの新…