少女コゼット#23

「パリの空の下で」:おお、作画久しぶりに高水準。きちんとキャラクターデザインの本来の良さが生かされており、たとえばマリウスと学友(名前おぼえてないんだよぉ)が並んでるカットでは、前者がちゃんと渡辺はじめキャラに見えて後者はきちんと吉松孝博キャラに見える。これってここ数話ではなかったことなんだよなあ。もちろんヒロインたるコゼットも、青く無垢な瞳が清らかに金髪に映えて美しいですハイ。お話の方もダークサイド・ヒロインたるエポニーヌが(落ちぶれ)満を持しての再登場で気分盛り上がりまくり。テナルディエ一家が予想を超えて貧民化していてびっくりした。そしてマリウスが学友に連れられておどろおどろしく傷んだ下宿にたどり着いた時には思わず予告コントよろしく「ゴルボー!!」と心の中で叫んだよ。演出ナイス。しかし分かっていたとは、父紹介の仕事を渋っていたエポがアゼルマを連れて出かけたのがポスティングみたいなのだったのには拍子抜け(笑) リアルに考えると実際、売春ぐらいしか思い浮かばないんだよなあ。ところで次回予告、鳥打帽の好青年、あれはガヴの成長した姿ですかっ?! なかなかの美形に見えたんだけど。