2013-01-01から1年間の記事一覧

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」全13話視聴完了

まさに弾丸級のスピード展開で、飽きる間も与えなかった娯楽性への特化は、原作ゲームを全く知らない自分にはむしろ見易さをもたらす要素だった。余計なことを考えなくてもいいという露悪描写へのエクスキューズにもなっていたし。露悪といえば、あえて犠牲…

「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」全24話視聴完了

兵器として生み出されたも同然の、根底の人権すらも危うそうな少年少女パイロットたちの戦いとその内面の揺れ動きを、昭和ロボットアニメでありがちだった悲愴感とは対照的に描いてみせるという趣向の軽い口当たりが、終盤までは順調に演出として効果的だっ…

今日の正午の国道8号線の暑さ、ワイは歴史の一コマとして忘れへんで…

「戦姫絶唱シンフォギアG」全13話視聴完了

戦闘アクションのキレのよさは前シリーズを上回った印象があったが、ストーリー展開、キャラ立ては残念ながらそうはならなかった。月の危機が明かされてから二転三転する対立構図のわかりづらさが最終話まで後をひいていたのは視ていてしんどかった最たる点…

日中は汗ばむぐらいだけど、夜になるとさすがに冷えるときがある。昨日の風呂上りは湯冷めしそうになった。今も靴下を履いてるぐらいには涼しい。

「ブラッドラッド」全10話視聴完了

キャラクター描写に特化した構成ながらも、バトルの変奏パターンが十分多かったことで意外と満足感の高いシリーズだった。ファンタジー世界にヒップホップ文化を何匙か入れたビジュアル上の仕込みも印象に残る。気を置かずに視られる貴重な枠だったなあと終…

キンモクセイ、今年も香ってきた。

ミス・モノクローム -The Animation-

5分枠番組なのだが、ストーリー主体でギャグネタが副次的なのが自分がこれまでに視てきた中では珍しいので新鮮味が感じられた。記憶を持っていないようだが、覚えている唯一の知人に再会するためアイドルを目指すミステリアスな美少女という基本設定を、耽…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?作者: フィリップ・K・ディック,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版購入: 3人 クリック: 89回この商品を含むブログ (32件) を見る映画「ブレードランナー」を初めてVHSテープで観て…

もはや半月に一度の更新頻度になってるかも…

パシフィック・リム('13 米/監督:ギレルモ・デル・トロ)

(2D字幕版で観賞) 怪獣と巨大人型操縦ロボットと巨大な壁と原子力の四つ巴。特に原子力エンジンを捨て身の攻撃用途に使う終盤には、2年半前に深刻な原子力災害を起こした国の住民としては(原子力の墓場を用意したんだな…)という解釈で気持ちをなだめるこ…

晴れるのを見越して、お月見用に小さな団子…というか饅頭をスーパーで調達してきた。ススキもあればよかったんだろうけど、もう明晩なので無理しない。(ほんとは家から50mほど先の空き地にあるのだけど)

僕は問題ありません

僕は問題ありません (モーニング KC)作者: 宮崎夏次系出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (17件) を見る第1短編集「変身のニュース」と同じく、連続性のない短編で綴られるオムニバス。ただしテーマの在り方…

田を耕すごとく、ブログ更新しよう… まあ昨夜は忘れて寝ちゃったんだけどね!

うちの妻ってどうでしょう?

うちの妻ってどうでしょう? : 1 (アクションコミックス)作者: 福満しげゆき出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2012/09/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るセール期間中だったので、とりあえず第1巻のみ購入した。妻との暮らしをネタに日常生活…

やれない理由を頭で考えてる前に、手なり足なりを動かすしかないんだおね、けっきょくー

とこよかくりよ

とこよかくりよ(1) (モーニング KC)作者: 伊藤静出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/07/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見るありていにいえばゴーストバスターズもの。現代日本の風俗を盛り込んであるのが特徴で、イワクアリ不動産物件…

暑さのぶりかえしに、起き抜けではクラッと軽く来たりもする。だけど、半そでで居られるのもあと少し…

イノサン

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)作者: 坂本眞一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/06/19メディア: コミックこの商品を含むブログ (34件) を見るフランス近代において、首都パリの処刑人を代々勤めてきたサンソン家の四代目党首であるシャルル=アン…

今年は、家庭運としてはあまり星巡りがいいとはいえないけど、時間の流れがゆっくりだというか、半ば意識的に濃密さを感覚に持たせようとしているような具合でもある。色々に折り返しの時期だということかもしれない。

「コードギアス 亡国のアキト」第一章『翼竜は舞い降りた』('12/監督:赤根和樹)

TVシリーズ第一期と第二期の間にユーラシア大陸で起こっていたブリタニア帝国とEU共和国との紛争を描くOVAシリーズ。背景をロングショットで映す尺の長さなどに劇場上映作らしい体裁が感じられ、またキャラ描写における主観性の比重などにもTVシリーズとの差…

夕方に見る上弦の月は趣きがあるなあ。私は赤みがかってる昇り立てのが特に好み。

「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」第21話『決戦前夜』

いよいよ人類の生存を賭けた地球挙げての総力戦を前に、家族というテーマを変奏して描いたエピソード。ドラスティックな展開はなく、会話のやりとりでチーム・ラビッツ(なかでも密かなライバル関係にあったイズルとアサギ)のこれまでの心の変遷を総括した内…

職場の仕事内容にマイナーチェンジがちょこちょこあり、数十ヶ月ぶりぐらいで毎日残業状態が復活。腕の疲れが悩ましい。

風立ちぬ('13/監督:宮崎駿)

近作「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」では前半と後半とで描写におけるリアリティレベルが変わっていた(違う言い方をすれば物語のある時点で別次元に移ったように見えた)のが気になったが、この作品では最初から主人公は「夢を起きてからも視続けて…

28日のスーパームーンの冴え冴えとした光は記憶に残るぐらいよかったけど、翌日の宵に見た赤い月も夏らしくて好もしかった。

「ガッチャマンクラウズ」第5話『 Collaboration(コラボレーション)』

クラウズメンバーのひとりが持つ自分への不満を解消しようとした累がネットを介して会話をやりとりするビル屋上のシークエンスが、派手な動きがないのにかえって魅せてくる。議論が行き詰っていよいよ気が昂ぶってきた累が、古典悲劇のようにひとりで身振り…

雨の降り方が極端だよなあ。一週間も10日も降雨がないとなるとそれだけでさすがに不安をおぼえてくる。

「有頂天家族」第4話『大文字納涼船合戦』

京都の夏のクライマックス、五山の送り火の夜に空高く浮かびあがるお座敷。その開かれた襖から垣間見える眼下の夜景が、リアルなようでデフォルメもきちんと為されている按配、しかも高空を進む速度に合わせて違和感なく夜景が動くものだから、ほとんど疑似…

人間和声

4人編成コーラスによって、人間を超えた存在を呼び出してみずからを新たな次元へ送り出そうと図る隠退した聖職者に、秘書として従うことになった平凡な青年の冒険を描く長編小説。オカルト神秘学にビルドゥングスロマン風味が付け足されているという感じ。ク…