少女コゼット#26

「パリのすれちがい」:今週もマリウスの恋愛執念ぶりがとても面白い(特に人違いでおっかけて衆人環視の中ご婦人をおびえさせるシーン)。だからその『ユルシュール』って名前はおまえの創作だってば。ああ、この二枚目そのものなのにマヌケすぎるキャラがたまらんね。はやくこいつがヴァルジャンに負ぶわれるクライマックスが見たいよ!! マリウス最強へタレ伝説。あと、ハッテンバにしか見えないABCの友の会(クールフェラックいつも誘う時顔近けえよ)も見るたび笑ってしまう。アンジョルラス、いつのまにかアンニュイ色なくなってるし。初登場時は二日酔いだったんだろうか。メガネくんコンブフェールはどこいったの? かわりに吊り目ショートカット系イケメンが目立ってたけど。まじめな話すれば、サブタイトル通りにそれぞれのキャラが広いパリですれちがう(ガブいじらしいぜ)中、最後にはトゥーサンがマリウスを認識してコゼットに橋渡しするものの、結局は二人は再会できないという焦らしの演出で若い二人への感情移入を誘っていた点、もうひとつは徒刑場に連行される囚人の列をたまたま見かける展開で、ヴァルジャンが逃げ続けなければならない理由を視聴者に再確認させていた点が巧いと思いました。