42号

悟ったんだけど、しまこうさん表紙はカメラ目線じゃない時は癇に障らない。
<新>ボクラハナカヨシ(田中誠):罵詈雑言をあっさりとした絵柄で行う漫画家田中誠が古き良きアメリカ新聞連載漫画のスタイルで家族ものを。雑誌の前菜的に読むとよさげ。…にしても「わたせせいぞうのポジションだよなあ」と思ってたら次号から本家降臨とは。ジャイキリ:ハマとキヨの入団時(高卒?)の初々しさ(婉曲) が生々しい… さよならハマの巻。プロはなかよしクラブじゃねえんだってのを淡々と描いてるのはいい感じ。天才柳沢教授:千塚くんみたいな息子いいね。かわいい。チラ見にも色々あるんだよというのは分かってるようで分かってない世知が篭ってて感じ入ったり。良い回だった。誰も寝ては:ゴロちゃんが脳梗塞一回経験してるってのは、歳相応さがちらりと見えた印象。ディアスポリス久保塚とズィンズィンの会話はやや紋切り型。しかし事態は依然緊迫中。松本・マンガ・人志<参の部屋>赤ずきんちゃんと吉田(川田):これダントツで面白いな。女神さまのダウンジャケットとかアイポとか小物使いや表情の描き方がすごくいい。シマシマいや、あんたはんガイの時も寝てたやん。そのりくつはおかしい。
ビリバの戦国時代編とバガボンが続けて載ってるものだからまるで一繋ぎの漫画のよう。

41号

松本人志「しんぼる」連動企画は、お題のみの原案スタイルで漫画家の裁量が大きいのを後で読み直して知りました。お詫びして訂正。
ジパングなんかやっぱり淡々と話進んでるけどみらい乗組員って1ケタしか助からなかったの?!ほぼ最悪の結末… ジャイキリ:監督がなにいってるのかハマわからない!と石浜が脳内で言ったかどうかは知らんが私は分かりませんでした。神の雫豪州娘ナディアのカタコトとメガネがロイドさんを彷彿とさせて妙に萌えてきた。ストーリーは追ってない。ライショ:茶店のゴテゴテした内装が地味に異国っぽい。っていうか70〜80年代の日本喫茶的な?ところで眼がイッちゃってるあかねさんの顔がなぜか妙に魅力的な件。 小規模な:で、出たー実家の家族関係。お蔵だしというか… ドロドロしてそうな父との確執よりも分かりやすくエキセントリックな兄嫁との関係を先に描いたのは正解。ディアスポリス安宅と久保塚は実は似た者同士な経歴を持つ表裏一体の存在なのかも。シマシマガイがユミに思ってることすべてが「おまえがいうな」状態はたぶんわざとなんだろうけど、どうもこの漫画の描きようはもどかしい。ラキア:急展開っていうかチズ一家をあっさり殺しすぎなイケメソ、走ってる車からわざわざ跳び下りるカトリック武装部隊、シリアスな場面のエロアングルなど不条理さよりむしろ不可解さが目につく。<読切>松本・マンガ・人志<弐の部屋>月にうば捨て(織江塔):ギミックの面白さでスッと読めました。ちぎって食ったら月見団子の味しそう。
次号よりギャンブルレーサーの人が家族ものを新連載、らしい。わりと期待できるかも。

40号

ガンダムトリビュート盤出すというエゲレスの方はどういうキャリアの歌手なんだらふ。
宇宙兄弟最近やや熱血路線に演出変わったけどいまひとつ白々しいというか。これなら前の淡々としてた方がまだ個性あったな。ジャイキリ:石浜の顔が表情豊かになったよーな。最近は試合してない時の方が読めるね。リヴィングストン:これは死ぬよりずっとしんどい刑。若い女から汗かきの中年男に魂が移されるとゆー。今回はシナリオと作画それぞれいい仕事。主人公コンビのキャラの揺らし方も楽しめた。松本・マンガ・人志 壱の部屋「旦那寿司」(漫画:アダチケイジ):いかにもモーニング的なよく呑み込めない企画。もうちょっと漫画家の方でアレンジしてほしい気もするけど原案がビッグネームすぎるとねえ。話題性先行のにおいがする。
福満先生宅、おめでた。良かったですね。最近は生まれるまでは伏せる事が多い観もあるけど、それを待てないという事情も見え隠れするというか。作中では長袖だったから、いわゆる安定期に入ったという事かもしれないけど。

39号

関先生、今号の表紙に飽き足らず単行本最新三巻の表紙に皆勤してはるやないですか。
ひまわりっ節子の「デブ」という客観性に乏しい悪口に同性間の空気感じてしまった。しかし今回は恋愛ものとギャグとの綱引きという本作の特徴が如実に顕れていた。ジャイキリ:オールスター戦のエピソードはわりかしじっくり読めて良かった印象。ライスショルダー:ぐすくまさんのキャラ良すぎる。あかねの代役として渡韓するのは展開としてはいいけど、パスポート持ち歩いてるの? リヴィングストン:なんて嫌な女キャラ。しかしめんどいから死ぬという性格設定の見せ方は時代観まで視野に入ってるのが分かって結構読みごたえある回だった。シマシマ涙二連発。シオはともかくランのキャラ崩しすぎだなあ。あおい:ガン告知は自分にしてほしいとか考えてたけど、こういう医師の自己満足と都合だけの告知だと確かに参る。カレチ:ニレチ(荷物取扱車掌)の村上くん編。ちょっと鉄道ミステリみたいな。キャラ扱いがこなれてきた印象。
予告の感じからいって福満先生の大ニュースはおめでた説が優勢ですかな。

38号

最近、ンダスゲマイネ載ってなくね?
ジパングみらい沈んだ…んだよね?あっさり演出気味でちょっとよく分からなかったかも。いよいよ最終話近しかあ(しかし実際に終わるのはあと一ねry) リヴィングストン:レギュラーになりそうな女性キャラ登場でちょっと面白くなってきた。設定説明の仕方も少し良くなったし。ポテン:連載形式がパワーアップしとる。地味に伸びた新人ってところですね。ビリバ:浦沢直樹って人気作家のわりには構成でもたついてね? 宇宙兄弟シリアス空気の出し方がんばってる。風と雷:あ、いちおう釜茹で刑までやった。本連載は本当に載るかは始まるまで分からないのがモーニングクオリティ。とりぱん金魚すくいにまったく毒づかないなん子…だと… ひまわりっアキコブチギレ展開はさるさると同じぐらい作者が慌ててるようでもあり。関先生に主役交替ラインがここに出現(しても一昔前のギャグマンガみたいになるだけだろうけど)。
高相容疑者の生い立ち報道に、思わず「誰も寝てはならぬ」を連想…

36・37号

小規模な生活の超ビッグニュースはほんとにあれなのか…番組内ミニあれとかなのか…
しまこうさん:行脚(あんぎゃ)という下の名前もだけどパンストブラの意味が実にわからない。リヴィングストン:いい人にみえたけど悪い人だったってまんまだなー。これは原作も漫画家も編集者も拙さが目立つ。でも年賀状壊滅状態を気にするメガネはちょっと萌える。ジャイキリ:正直サックラーにも萌えを禁じえない。宇宙兄弟そこで無人偵察機が見つかってバァーンって演出の意味わかんない。カバチ:うんリアルな鉄工所の人間関係ってやっぱりこっちだよな、うん… なんじゃもんじゃちょっとメリハリなさすぎかも。玉手箱の中身が開かされたのに盛り上がらないってのは素性をパッと明かさないからでは。ラキア:煮え切らない誌面の中で相対的にこの中二病世界が清々しい。ルナはアンチキリストだ! へうげ:読み返してないんだけど槍持ってたの前田利家? しかしネットも雑誌もない時代の女体とはサプライズで来ると爆発力すごいでしょうな。
今週号はふつうにツバメやってたマシュが地味にショックだ… 君だけはピュアでいてって気持ちがあったか。…結果的に身持ちが一番堅いのはあるいはランなのかも。

35号

新連載二つ。題材的にも味付けもどちらも嫌いじゃないのに話や設定がするりと頭に入ってこないのは何故だろう。
<新>リヴィングストン(原作:前川知大/漫画:片岡人生):つまり魂を腐らせて他人をひきずりこむぐらいなら、魂がきれいな内に死んじゃってくださいサーセンってことかしら。しかしコンビニの店員がいい人すぎてワロタ。あれならむしろ気持ちよくおいしくいただけてしまいそうだ。路線的にはグレゴリーホラーショーの復讐戦という印象。鈴木小波と画風に共通点感じるから。あおい:東の奈良橋、西の猿渡主任(昇進したらしい)ってな感じでやはり奈良橋話は笑える。本当はおそろしいガールズトークシマシマこの作品の重要な点は誰よりもヒロインが性格わるい。イマココ。…好きか嫌いかは置いておいて、ユミさんよりもシオさんの方が人間味感じるよ私は。うん。ディアスポリスえらい肝の据わったNPOボランティアが攻殻SACっぽかった。イナンナ:印刷具合で原稿描き方を調整してきたのか、最近は画面密度が高いというか眺めているだけでそれなりの価値あるなと思えてきた。でも内容が毎回同じに思えるんだよなー
五右衛門の方は、ミュージカル的な感じかも。たぶん処刑どころか捕縛まではやらないっぽい。ギャグ読切の感想はすらっと内容忘れてしまったのでパスで。これは神の雫あたりの代原かな。