かつてのチームメイトを順繰りに殺していくというシュウの地獄めぐりも本番にさしかかったところで、Aパートを使って入隊時の回想を。樹はとってもさばさば子ちゃん。「やーいケツバット〜」(というかどんだけ前近代的軍隊システムだよ) 由乃はその役職の高さもあってか若手からマドンナ的憧憬を受けていたようで、初めて面と向かって会話した時に七生が『今日はツいてる』と嬉しそうだったのはまだしもシュウの『ヤベー』はどっちの意味かよく分からなかったなあ… 状況のこと言ってるのか賛辞のつもりなのか。でもリアルな語彙用法としては正解かもな。あと描写が足りてないのは玲の立ち位置で、えらく自由に動いてる割には燻を頂点とした組織ピラミッドには一応組み込まれてるし、司令側近からは呼び捨てされてるしで。イレギュラーな存在とだけ分かってればいいのかな。妖精さんトリオはヴァルダだけ不可視化できなくなったでＯＫ？ 今回は動きの少なかった回（更にいえば作画相当にヤヴァい）だったけど、あやまって転がり込んだだけで動き出す最新鋭超ハイテク戦闘機だとか、シミュレーション訓練を活かして飛び立つのかと思いきや結局かなわず数ヶ月の重傷負う主人公だとか、意味不明にいきなり海飛び込んだと思いきや金星きれいポエムトークかます同じく主人公だとか、なかなか味わい深い回だった。ヴァルキリーにちょっと機構が似てるメカＣＧはがんばってるんだけど、如何せん演出が煮え切らなくてあまり特徴がピンとこないのがもったいない。あと佐藤監督は、解説コーナーでヴァルダをすっとばしてヴァイレを先に紹介したりするやめてください！ 先に登場してたのは管制役の彼女じゃんー
