キスダムR#25

地上波放映版では最終回。かなり無理繰りの力技な部分(由乃は世界摂理の干渉者なのかよ! ローマ神話の女神JUNOが元ネタだろうだけに配偶者としての理想像としてあのメガネ主任が全男性の意識下に刷り込まれていたと?)は多々あるものの、近年ではめずらしくストレートにSFアニメをやっていたように思う。何よりメインキャラクターたちの心情の波に素直に感情移入できたという面で、個人的には非常に波長が合った作品でした。いまどき熱血すぎる主人公のシュウにも最後の最後でようやく大きな葛藤シーンにて共感できたし。喜びと悲しみは紙一重だから世界をありのまま受け入れようというテーマの落としどころもオーソドックスでよかったと思う。…そんでまあネタ部分も十分面白かったし。七生の最後のセリフひでぇー…なんだあの血を吐くような恨み節(笑)