クリスタルブレイズ#4

ハードゲイ犬ふいた。ところで美女看護士って名前(モニカ)と唇描写のせいかどうにも彼女だけ「ヒートガイJ」のキャラに見えてならないんだけど、それは私だけなのかな。閑話休題。今回はハードボイルドを目指している作品らしいリアルな人間描写が複数あって、一つ目はサラがガラス女化したところを目撃した衝撃を、真っ先に身近な人間ではなくネットの匿名掲示板で紛らわそうとするアヤカの人間不信ぶり、二つ目は勝杏里演じる青年セージ(勝杏里はこういう顔の良いへタレを演じると実に光る声優だなあ)がバンド仲間がガラス女化する現場を目撃しながらも最初から最後まで現実として対処できない精神的もろさを示した一連、三つ目はまじめに慰めているつもりと下心が交じり合ったシュウがサラの手を唐突に握ろうとするシーン。特に最後のはシュウのキャラを初めてオリジナリティを持って具体的に演出していたようで良かったよ。ルックスが良くなければ単なるセクハラおやじの行動なんだけどね。なんらかの抑圧が性欲という別ベクトルに向かう形の女たらしと見た。