少女コゼット#34

「象の中の子供たち」:ガヴローシュが浮浪児兄弟を自分のねぐらである公園に放置された象の巨大置物(以前に説明あったけどもう忘れたが、たしかナポレオン時代の記念建造物)の中に案内する話で、たぶんアニメオリジナル。次回以降いよいよ動き出すというABC友の会への布石、同時にガヴとコゼットがお互いの存在のかつてのかけがえのなさを忘れていないという描写も入れて、過去と現在のブリッジとしている模様。とまあ、つなぎ回なので取り立てていう事はないけれど(今回のエポの描写は月並みだったし)、そうなると俄然マリウスの棒立ちキャラぶりが輝くな。なんか一言でもエポニーヌに掛けることもできないですかよー ところで最近作画わりに安定してますね。思い返せば、成長コゼット登場時が一番の底だったよなあ。あと予告は、歴史知識のフォローしてくれるのがありがたい。あの頃のフランスは政治体制がぐらぐらぐらぐら、揺れが極端だったんですね。で、コゼットの時代はナポレオン失脚後に王政がまたもや復活した折だったと。