18号

公式サイトがリニューアル。でも、使い勝手は前の方が好きだったかも。トップページに飛ぶとパッとその号の掲載一覧が見えやすかったから。
チー:金魚きたる。鉢をひっくりかえしてしまうという引きが動きがあっていいです。ディアス:おやびんの裏切り。この危機をを乗り切ったところで大団円なのかも。誰も寝ては:疲れたから帰ると同僚でもある姉に言い出す巴ちゃんをみて「職場いじめにあっていたのはやっかみだけじゃないかも」と常日頃は嫌いな言い回しをついつい脳裏に浮かべてしまうのであった… かぶく者:たなか亜希夫は濡れ場をあまり描かないという印象があったけど、今回の浮世絵になぞらえた描写はなんとも濃厚。話の中での意味合いもちゃんとあるし。ラキア:吊られているイケニエといい、ご都合主義的まさかの再登場といい、段々バカSFファンタジーとして堂々としてきている気もしてきた。東京怪童:少しずつ少しずつ、キャラ同士のつながりが出来ている事だけが理解の頼りの綱。ンダスゲマイネ:鼻の整形で敗血症とかお金持ちの子息でも結核で夭折とか、昭和初期ってまだそんなに命がはかなかったのか…。今回は太宰の自意識が過剰なようにも並なようにも取れるバランスがあって面白かった。
紀行エッセイ「能スポ」でそば屋店主の気分を害したことにほとんど反省の念がないようなのがちょっとひっかかったなあ。拒否が遠まわしだっただけでも恩の字でないかなあとか。なーんかモーニングのエッセイ系ってワレガワレガって感覚強めでどうも。