少女コゼット#33

「あきらめかけた再会」:モンフェルメイユまで嘘ついて行って、人影に目を配りながら隠し資金掘り出すヴァルジャンといい、ついには不法侵入したうえに弁護士試験も革命への志もそっちのけ、あげくには仲間の話のタネにされてマジギレなマリウスといい、キャラクター描写が卑近なのがいいですな。もっともこれまでのハウス名作劇場とくらべるとやりすぎ感みたいなものはありますが。まあ大人視聴者もメイン視野に入れてるようだからいいっか。ようやく二人だけで面と向き合ったコゼットとマリウスというカットは印象的なレイアウトだと思ったけど、しかし深夜ぽつねんとした部屋(ゴルボー屋敷にこっそり入ってる?)で一人膝を抱えて泣くエポニーヌの哀れさにすべて持ってかれてる感じ。予告でもまだ泣いてる上に片袖破けてるし…