鋼の錬金術師FA

主人公兄弟の金髪に色トレスを用い、キャラクターデザイン自体も旧アニメ版のシャープさを緩和。そしてメインキャラの軍大佐のキャストを大川透から(より女性受けのよさげな)三木眞一郎に変更して(キャスト変更は他もあるけどこの一例が目立つ)前番組枠との差異化(10代視聴者→より広義なファミリー層)を打ち出す手法については素直に理解できる。第一話からテーマに絡みそうな大義に近いものを持つ強敵をゲストキャラに持ってきて主人公の決意と能力を引き立てるオーソドックスさは、コンテなどの演出にも通底してるし、なによりここ数年の大野木寛の安定した仕事ぶりに期待を寄せて、とりあえず1クールは見ていこうかなと。