神霊狩#18

貝原が早苗にそっと近寄って抱きしめるシーンの抑制の効いた情感が最高だった。あの二人の話だけで映画が一本撮れるね。慧さんとスナークは先輩後輩の仲なのかな。貝原にはもう慧さんぐらいしか頼れる人がいないんだろうけど、それにしたってなあ。燃える屋敷の中には、貝原だけなんだろうね。もしそれで合ってたとしたらつくづく世を捨てたというか無気力な人間。早苗のホログラムを太郎に見られて「君は土足で僕のつくりあげた世界に入ってくる!」と急に怒気をはらんだ瞬間の速水奨の演技は見事だった。というかやっぱり声エロすぎる。声だけでアカサギできそうだよ。さて、早苗の隠したかった真実が信への手紙にて語られて話がいきおい剣呑さを帯びてきた。臓器密売組織とはまた別の思惑も入っていなければ拝霊会(むかしの姫子が信そっくり!)の御曹司である信がわざわざ狙われる意味が分からないけど…そのあたりはこれからか。しかし早苗が(おそらくもといちゃんに頼んで)瑞香誘拐に絡んでいたというのはショック。前回のあの顔は鬼子母神の顔ということか。さてさて色んなラインが錯綜してまいりました。とりあえずマサユキ(太郎を起こした時の音声ボリューム調整はドキッとした)はママのこともたまには思い出してあげてください… ところで平田先生はもしかしてもう水天町に来ないのだろうか。最後の最後に都父の心を乱したまま…にくいっ最後まで心憎すぎるっ(唐突にカップリング萌えした模様)