もろもろと

ニコニコーと「墓場鬼太郎」「破天荒遊戯」(おお五文字タイトルつながり)を。ニコニコーと。「墓場鬼太郎」は水木しげるの基調である“社会がなんぼのもんじゃい”というアナーキーさを手法として前面に出していて大人のアニメーションを謳うノイタミナ枠にはふさわしいと同時に新機軸にもなっていてすばらしい。OPのポップさもしびれまくる。電気グルーヴは前からPVにオタクネタ(マジンガーZとかラムちゃんとか)を取り入れていたのでより親和性が高いという印象もあり。「破天荒遊戯」はヒロインの我が道を往くぶりを格好よさとして演出するプロットの手管やくどさのある台詞まわしにくたびれた大人としてグッタリする部分もあるものの、ヒロインの自我から距離を置いた構成になっていた初回は、スタイルとして成立していたと思う。ところで男キャラ服飾デザインが普段着風で“これふつうのファンタジーちゃうもん”と主張してるのは少女オタク系雑誌作品の流儀なのかしらん。なんか微笑ましい。「シゴフミ」は話の造り方が好みに合ってなかった、「true tears」は引っかかりが感じられなかった(あと富山県の空気はあんなに透明じゃないなという北陸人としての無用なこだわりが障壁に)、「俗・絶望先生」は特に録画してまで見たいとは思わない、「ポルフィの長い旅」は時間が合えば土曜午前中の再放送を視るという感じ。よって今期の毎回レビュー入りは「PERSONA trinitysoul」のみとなります。余談ですが、毎回レビュー落ち状態が現在続いている「銀魂」は視られる時のみという感じになってます。時々は更新があるかもしれません。

あ、「MAJOR 4th season」の第一話・第二話再放送SPも一週間前に視ました。ほんと普通に面白いですよね。鈴村健一が当ててるキャラがいい視点カメラになってるのが特にグー。またまとめて再放送されたら見逃さず視たいです。