2008年1月号

月刊漫画誌を手に取ると読みきれるか不安を覚えてる自分に気付いて、実年齢を悟る。そんな冬。さて今月号は創刊号と比べてエグい描写が増えましたよー あとポストカードブックラインナップは先月より今月の方が満足度高いと思う。
まず新連載から。屍鬼すごい、ちゃんとフジリュー世界になってる。しかしいきなりヒロインが死ぬとは… おじいちゃんの腐乱死体はまじまじ見て判別した後イヤーな気持ちになったけど、ヒロインの田舎嫌いのシニカル/コミカル描写で相殺されて娯楽度は高い。ところで夏野母には村人№振られないのかな。エンバ:なんかわりと有耶無耶に死人蘇生が受け入れられとるー ちょっとまて、それはほんとにレイス君なのかい。というか憤怒しない限りヒューリーって情緒安定度高いよね。好きなキャラだ。そしてロンドン行きにはワクワク。和月先生ならきっとロンドンのじめじめと暗い部分もきっちり描いてくれるっ かおす:今回もビーフネス様の嗜虐心そそる肢体と表情を堪能した。ラックスティ:ククク… やっぱりお前は最高だぜラックスティーラー… じゃねええぇえ。半身切断で意識鮮明とか怖いから。かず先生の淡々とした線で描かれるとなおさら怖いから。なんかあんまり残虐だと主人公側にもしっぺ返しきそうでなあ。紅:いや、白昼堂々児童館から人身売買組織が子供さらうとか…それなんていう異次元日本。パト犬:これけっこう好きなんだけど先月から一気に掲載順位下がったなー おばあちゃんを突き飛ばした暴漢にマジギレ顔であやまれーとかコロコロチックでなごむじゃん。コロコロ的で。でもマスタースレイヴの定義はまちがってると思う。だって装甲の腕が上がってる時でも操縦者の腕は下がったままってのは変。くれいもあ:ガラテア様と百合百合ちゅっちゅっしたいな。男前すぐる。鮮血のアガサはキャラがエロいけど絵柄が泰西名画っぽいために微妙にエロくない。ギャグマンガ一本めが微妙だったので二本目まだ読んでない。微妙なギャグ日和初体験であった。清く正しく:プ二絵柄と先生のま''みたいな髪型が苦手でもう読めないかもしらん。どらごの:アニメより面白く出来てるであろうことは視てない私でも分かる。しかしおじいちゃんドラゴンって。あとトアもおとこまえだ。最後は特別読切。岸辺露伴は動かない-六壁坂-:編集者との会話から始まり作者自身の独述で終わるというスタイル、心理テーマ上の決着としては、家制度に縛られた女性が非日常に精神の自由を見つけ結果として奇怪と共生する道を選ぶという歪んだ優美。昭和推理小説の模倣を意識した佳作になっていると思う。荒木先生が女性キャラに感情移入する視点を持ちえていた点が嬉しい発見でした。