もうひとつの街

もうひとつの街

もうひとつの街

あまりに断章すぎる文体に感じて、自分の好みには合わなかった。訳文が「〜た」という終止形のセンテンスが多すぎるのもテンポに乗ることを削がれた要因。現代のプラハと鏡合わせの不条理な都市風景についての、考察部分は興味深く読めたのだが。