獣の奏者エリン#20

「リランという名の王獣」:幼獣リランとの出会いが必ずしも輝かしい将来に直結していないと予感させられる淡々としたナレーションや、まだまだ子供なだけにあっさり頼れる上級生の仮面がはがれてしまうトムラの様子なんかが、思春期の不安な視点を言外に表現しててあいかわらず味わい深い。あと口調のクセのある温厚な教師、隠れた萌えキャラですな。そしてフンでかっ多っ。…肉食もする雑食性なんだから、あんなにのほほんとたわむれながら片付けしてられるような臭いじゃないと思うんだが。