獣の奏者エリン#18

「教導師エサル」:エサルは女性が(中央ラインからたとえ外れているとはいえ)校長にまで上り詰めたレア中のレアケースだと思うんだけど、それを示す凄みというか人間的なアクの描写がもっと入ってればなお良かった。ただ今回の白眉はやはりエリンが試験で書き上げた作文。子供らしさと、それと一見相反するかのような達観した人生観とが合わさった非常にらしさが表現された内容だったし、それをモノローグ的によみあげる声優の演技もキャラに憑依されているかのような臨場感があった。…しかし卵泥棒のふたりの座りの悪さは変わらない(ジョウンから犬猫以上人間以下の扱いうけ続けてるし。納屋でいいからってあんた。奴隷ですかい)のに登場続投ってのは正直ちょっとがっくりきた。