2010-01-22から1日間の記事一覧

青い文学シリーズ「こころ」

原作の追想章(老成して「お嬢さん」と穏やかに暮らす「先生」が主人公の青年にあてた手紙という内容)のみを抽出し、なおかつ「先生」と「K」それぞれの「お嬢さん」像を軸として対照し同じ時間軸に身を置きながらも違う心象風景をつむぎだす孤独さの由来を演…

青い文学シリーズ「桜の森の満開の下」

「バジリスク 甲賀忍法帖」でも思ったけど水樹奈々の発声は時代劇がよく似合う。しかしなんという昭和エログロ世界。作者のスタンスまで測った変化球の仕上がりは、キャラクターデザイン担当の久保帯人のケレン味重視作風とも響きあって、ミュージカル演出に…

読むので思う

読むので思う作者: 荒川洋治出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (33件) を見る詩人であるゆえの言葉へのこだわりと、大学で講義を担当する知識の豊富さ、読み手への目配りが過不足利い…

戦う司書#17「帰還と出会いと燃えあがる緑」

新OPはアップテンポなサビを持つ曲に合わせて、また後半戦に突入した事も合わせて“燃え”演出が目立つ。見得切り演出がやや多くなったのは、演出・絵コンテ担当の中原れい氏(個人的にはOUTイラストレイターであり90年代OVAの顔の一つなヒト)の味。しかしこの期…

クリップ型ヘッドフォンを初めて装着。段々痛くなってくるような、そうでもないようなで感覚が止まるあたり、人間工学利いてますねー