第50回2018秋調査

アニメ調査室(仮)さんにて開催中。以下、回答記事です

2018秋調査(2018/7-9月期、終了アニメ、67作品) 第50回

01,ISLAND,x
02,千銃士,x
03,音楽少女,x
04,はねバド!,x
05,ぐらんぶる,x

06,殺戮の天使,x
07,闇芝居 六期,x
08,悪偶 天才人形,B
09,かくりよの宿飯,x
10,メジャーセカンド,x

11,はるかなレシーブ,x
12,ハイスコアガール,x
13,重神機パンドーラ,B
14,オーバーロードIII,x
15,若おかみは小学生!,x

16,俺たちゃ妖怪人間G,x
17,銀魂 銀ノ魂篇 後半戦,x
18,邪神ちゃんドロップキック,x
19,百錬の覇王と聖約の戦乙女,x
20,夢王国と眠れる100人の王子様,x

21,異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術,x
22,ロードオブ ヴァーミリオン 紅蓮の王,x
23,アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 3rd SEASON,x
24,マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー,x
25,こねこのチー ポンポンらー大旅行,x

26,少女☆歌劇レヴュースタァライト,x
27,僕のヒーローアカデミア 第3期,x
28,イナズマイレブンアレスの天秤,B
29,ヤマノススメ サードシーズン,x
30,ガンダムビルドダイバーズ,x

31,信長の忍び 姉川・石山篇,x
32,京都寺町三条のホームズ,x
33,アンゴルモア元寇合戦記,C
34,ちおちゃんの通学路,x
35,ゆらぎ荘の幽奈さん,x

36,深夜! 天才バカボン,x
37,働くお兄さん! の2!,x
38,陰陽師 平安物語,x
39,あそびあそばせ,x
40,七星のスバル,x

41,はたらく細胞,x
42,カニつめくん,x
43,カプチーニャン,x
44,プラネット・ウィズ,C
45,あっくんとカノジョ,x

46,うちのウッチョパス,x
47,つくもがみ貸します,x
48,テレビ野郎 ナナーナ,x
49,ハッピーシュガーライフ,x
50,すのはら荘の管理人さん,x

51,PERSONA5 the Animation,C
52,Back Street Girls ゴクドルズ,x
53,One Room セカンドシーズン,x
54,シュタインズ・ゲート ゼロ,x
55,Free! Dive to the Future,x

56,Phantom in the Twilight,x
57,天狼 Sirius the Jaeger,B
58,ルパン三世 PART5,B
59,(特番 9話) じょしおちっ!,x
60,(全24話) BEATLESS Final Stage,x

61,(特番 3話) Fate/EXTRA Last Encore イルステリアス天動説,x
62,(ネット配信) 異世界居酒屋 古都アイテーリアの居酒屋のぶ,x
63,(7月終了) フルメタル・パニック! Invisible Victory,x
64,(6月終了) 戦隊ヒーロー スキヤキフォース (2期),x
65,(6月終了) せいぜいがんばれ! 魔法少女くるみ,x

66,(地上波初放送) 焼肉店センゴク,Z
67,(地上波放送分) グラゼニ (1期),Z


「悪偶 天才人形」B:中国発信アニメの新天地を切り拓いた、かもしれない。ハッタリ優先の展開が日本人の目に斬新。
重神機パンドーラ」B:作画温存の意味もあってか観念的すぎるエピソードも数回あったが、80年代ロボットアニメの情念ドラマをもちこんで、理系マイペース主人公を前面に立てた企画性は大方成功していた。
イナズマイレブンアレスの天秤」B:女子選手が混じっていたり、経済中心主義が世界観に入っていたりと以前のシリーズから少しずつヴァージョンアップされており、ドラマ強化が巧く出ていた。主人公三人制も飽きずに視られたポイント。
「アンゴルモア元寇合戦記」C:史実に沿った展開とはいえ、最終話があまりにも悲惨。漫画とアニメの見せ方の違いについて改めて考えさせられた。
「プラネット・ウィズ」C:素直でストレートな熱さが自分の好みではないこともあるが、現代アニメとしてはツイストが企画段階で足りない気がした。これも漫画とアニメの演出面の違いについての教材になり得る。
PERSONA5 the Animation」C:こちらはゲーム原作。人気が高いだけにアレンジを自由に加えられない印象が、コンテの柔軟さが足りない面に出たようにも感じてややシリーズとして平板。特別編に繋げた最終話の後味はまあ許容範囲。作画は難しいキャラクターデザインながら健闘と思う。
「天狼 Sirius the Jaeger」B:1クールという短さを加味すれば、最近ホットな大正期という時代設定とキャラメイクとの兼ね合いは相当にベター。ただクライマックスに派手さが薄いのは、叙情性の強いスタジオカラーの裏返しでもある。作画の堅実さは昨今のアニメ状況を考えれば異例のレベル。
ルパン三世 PART5」B:シリーズをこれから10年、現役のものとして活かすという意気込みが強く感じられる構成と出来だったが、ルパン一味の殺人行為を(不可抗力ながら)直接的に描く意義は自分にはよく分からなかった。ルパンと不二子の微妙な関係性、ローティーンヒロインのアミの現代的なキャラ描写は良かった。なお豪華ゲスト脚本による単発のエピソードは自分はぜんぶイマイチでした。