細川家の700年 永青文庫の至宝

細川家の700年 永青文庫の至宝 (とんぼの本)

細川家の700年 永青文庫の至宝 (とんぼの本)

東京は文京区、目白台の林の中にひっそりとたたずむかつての執事館。そこには戦国時代から今へ連綿と血脈がつづく細川家の家宝が収められている。その名品の来歴を紹介するとともに細川家がいかに家勢を保ち、激烈な戦の世を勝ち抜いていったかの紹介にも記事の大方が割かれている点にこのビジュアルムックの特色がある。文化は静と動の両面を歴史に持つことが実感されるかのようだった。