42号

『クライムロマン、ここに完結!!』とは公式サイトでのイカ山に付けられたアオリ。それを言うなら『クライミングロマン』でないとおかしいのでは…
しまこうさん:なんか今度の章は企業のっとり買収のお話にもっていくみたい。しまこうさんは九月生まれで、今年還暦だそうであーおめっとさん。表紙で久美子たんがつぶやいてる台詞が意味不明な件。ガボン植田の回想がふつうにいい話で泣けそう。剣の道でしか人として生きられないゆえに命を賭けるというのは当時の心情としてはよく分かる気がした。イカ山(終):三上ができすぎた男であったなあとしか。まあ気持ちとしては平岡エンドで満足なんだけど、ストーリーの完成度という面では離婚しない方が渋かった気がする。同じような終わり方しては柴門せんせいの『小早川冬木の恋』という作品があるけどこちらは幼い娘ともう二度とあえないと苦悶する様子がリアルでなかなか良かっただけに、今回のラストの恋愛面の着地点は拍子抜け気味。ディアスポリス外国語の挨拶が頻発した回。それを調べればそれぞれの故国が分かりそう。しかし現知事がここまで腐っていたとは…こうなったらアーさんに勝ってもらうしか。でないと話がとつぜん深刻になっちゃう。神の雫合点がいった。いまウェブでやってるチーズスイートトラベルのフランスの章は今回の取材のついでの企画だ。福助(終):第二章おわり。中盤までは展開の予想付きにくくてよかったんだけど、終わり方はやや凡庸だったかなと。そして最後までブッチがいいところ持ってった。小規模な生活:いやもう全部実話にしか見えないから。編集者との譲歩交渉が実にリアル。しかし講談社の社員は経費使いすぎじゃない?!なんで毎回毎回ご馳走するのーっていうかそこがフィクションなのー?むしろ煙幕なのー… はるか:来週とうとう終わっちゃうということでちょっとショック。しかし今回のはるかのちひろ変装は悪い意味で今のテレビドラマ的。プロット安易すぎ。三角関係の解消としてはご都合主義すぎ。女友達にあんな風に譲られて素直に従える人っているんだろうか… というか赤城自身はちひろ選んでたやん…… あおい:ああ、けばい奥さんが必死に背中流してる回想で泣きそう。とどめにタマ拾う展開キター
遅ればせながら「ムーさん」が終わってた週はその時点ではほんと気づけなかった。さて今期の新連載陣発表、かわすみひろしは今回も原作付きでなくてやや不安、ドラゴン桜社会人編はそれもしかして他誌連載の焼き直しちゃう?、鈴木小波という人は知らないけど第一印象のままにアート面に偏ってたら読むのきついなあと。しかしまあそれなりの期待は持てるラインナップ。あと「チェーザレ」も連載再開。