自転車で兼六園周辺や犀川沿いを走って“桜充”。そして二日後にやってきたのは、首の後ろ部分の筋肉痛だった。普段、見上げる動作をやってないわけね。
怪奇恋愛作戦('15/全12話)
ケラリーノ・サンドロヴィッチによる掛け合いコントが毎回たっぷり楽しめる、これ以上なく笑える極上のドラマ番組だった。四十路一歩手前の、微妙な年代の独身女性を、微妙なままに映し出していた等身大ぶりもテレビドラマとして画期的だったと思う。美人女優をあえて色褪せたメイクで出してくる徹底ぶりである。そこにオカルト要素を絡めるのだから、自分のツボはまさしく押されっぱなし状態であった。馬鹿っぷりや軽薄さを前面に押して脇を支えた男性キャスト陣の演技も的確そのものだった。特に好きなエピソードは『歳食い』と『悪魔』。前者における女性の若さコンプレックスは、むしろ二十代の美の絶頂期の頃が抑圧が強いと看破したプロットが最高。ただ、最終回のぶつ切り感は自分の期待したラインから外れていた。こうなると第二期を期待したいところ。
図説 北欧神話の世界
- 作者: ヴィルヘルムラーニシュ,Wilhelm Ranisch,Emil Doepler d.J.,吉田孝夫
- 出版社/メーカー: 八坂書房
- 発売日: 2014/12/26
- メディア: 単行本
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