不思議の国のアリス

不思議の国のアリス (角川文庫)

不思議の国のアリス (角川文庫)

訳が新しく、テニスンの挿絵のレイアウトも的確で全体としてテンポが生まれており、コミカルに読める。特にウミガメとグリフォンがアリスを挟んで踊り歌うくだりは吹き出しそうになるほど。実はこの有名な物語を通して読んだのは初めてで、案外に章の数が少ないのだなとようやく知った。