惡の華

殺風景な方向に舵をきった写実的な背景美術のインパクトがまずもって強く、まったく漫画的ではないキャラクターデザインへの違和感は持たなかった。不穏なBGMといい、心地よさを提供するタイプの作品ではないと分かる初回だったが、快・不快とは関係なく"次回も視なければ"と思わされる力に満ちていた。今期一番の問題作となりそう。…希望としては、即物的な意味の暴力展開にはならないでほしい。