カブトボーグ#49

常夏の島の冒険、命の灯をつなげ!!:勝治、女のために死すの回。ロマンに命を賭けるタイプっていうのが彼の最終的なキャラ評価って感じでしょうか。しかし今回は、死神(本作のゲストキャラの中ではめずらしくスタイリッシュなデザインとキャラ付け。家中宏の声も渋すぎ。)が当然のごとくボーガーであることと次回への引きとしてのネタ振りである勝治死亡展開の二点以外は、シリアスというか真面目でヒューマニスティックなつくり。ほとんど勘でいうけど、監督である石踊宏の持ち味がもっとも出た回なんではないでしょうか。あとヒナーノのフラダンスが非常にキュートな動きを見せていたのが印象的。使いまわしを効果的に用いていた巧さも光りますなー。しかもリュウセイ&ケンサイドはギャグ仕立て、意志が通じ合ったやり直しとしてのヒナーノ&コウキサイドにおいては感動仕立てと趣向が変えてある。