黒執事#24(終)

天使の独断暴走から生まれた街の危機的状況を、シエルとセバスチャンの逆説的信頼関係の成就へとスライドさせることで見事な801エンドに。この豪腕ぶりには舌を巻いた。岡田磨里の仕事では「ローゼンメイデン」並に好きだわ。それにしてもエロい。最終話にてようやくセバスチャンとシエルの語り合い、触れ合いに萌えた。ものすごい焦らし具合のシリーズ構成だなー。ラストシーンは、いただきますっ どうせなら思い切り痛くしてっっっ どこのエロマンガですか。…いやはやそれにしても、憎しみを捨てられないならいっそその道を突き進むという不毛なカタルシスを、こうまで通したTVアニメも珍しいですよ。…最後に蛇足ながら、キスダム好きとしては小野大輔の非熱血役と、違う田中さんこと日野聡の鬼気迫る熱演が聴けたのが楽しかったです。