正月にBS-Hiで6時間半に渡って放映された江戸絵画名品100という企画をようやく見終わりました。オオトリに紹介されたのは与謝蕪村作の日本で初めて夜の遠景が描かれたという村の雪景色の肉筆画で、ちょうど小林忠教授がコメントしていた通りに高速道路の車窓からいじらしい暮らしの灯火を眺めるような、時代を超越した地味な名作という粋なチョイスでした。ところで2012年に日本でボストン美術館の日本絵画名品の展覧会が企画されているそうです。これぁ必見の規模となりそう。