モーニング掲載の沖縄歴史シリーズ。雑誌掲載されなかった分をフォローするために読んだ。ヒロインの叔父さんの話はめずらしく活劇調というかハッピーエンド風。本土からきた
特高部長が案外に
ステレオタイプでない。ユタにまつわる一連のお話は、
ノロとの違いを説明しているくだりもあって人類学的でなかなか興味深かった(ユタは民間カウンセラーという側面もあり、
ノロはより公的な視点に立つ巫女…と解釈いたしました)。あとオマケパートの作者自身の取材旅行エッセイ漫画も脱魂創作タイプの作家だなと分かる感性が出ていて印象的。
