38号

クッパパドラマ版、主役カップルのキャスティングがほんと絶妙ですね。ところで巻頭対談企画でのとち先生のご尊顔が案外さわやかでちと意外。
クッパパ:猫の皮をかぶったクリーチャーがモブキャラにいて数分笑った。顔は精確なんだが歩かせ方がどうにも。ガボン「アー」ニコニコ「あーじゃないっ」で笑った。小次郎の目線が浮いててなんかディアスポリスみたいなんだ。光悦母は萌えキャラすぎる。並の作者なら10代の娘に置き換えてたことでしょう。ディアス:「あわわわりまません!!」ネーム力高すぎ。ジャイキリ:狙われたヒラガン!憔悴した君は商店街で特売を買い損ねたオバハンのよう。天才柳沢:最初の客の切って捨てぶりは、昨今実際居そうでしみじみ嫌な感じでいい前座だった。教授の魅力が最大限発揮された好編。ラキマイ:ナナオが就職。前より感情移入しやすくなった。ひまわりっ百回記念。Tシャツ、一見意味の分からない図柄とわりとありがちなテキトウ配色にみえるところがいい味出てる。私が当てたらおかんに着さす。神の雫そりゃ白い粉は色んな局面でだめだよ。当たり前のことをしんっけんな顔でキャラに言わすのでよくげんなりする。チー:首輪つけられう。なんだかちょっとショック。キャライメージ変わるよ? かぶくも:ありゃ結構うしろきた。また面白くなってきたんだけどな。主人公のキャラ変わって読みやすくなったし。<読切>預言(于路):パワフル爺さんが主役のアクションかと思ったらへタレ孫が実は邪気眼(というか仏精眼というか)な密教テイストで昇華されたあたり面白かったけど、どうもオチがいまひとつ分からなかった。地上の邪気を集めて自分の身とともに地球外に運び出したってことだろうか(追記:異星人襲来の件すっかり忘れておりました)。何しろ母親が仏の眷属の化身なんだからなあ。絵柄は緻密で端正だけど、ストーリーの組み立てが大らかなあたりが大陸テイスト。
「一杯では終われません」単行本出るのかー。新企画「モー辞苑」は新人が一ページ小という縛りで見せる瞬発力がなかなか見所かも。