「MAJOR」第三期集中再放送終了。青春(具体的にはそんなもん無かったけど)時代にすっかり心が戻った気分を味わわせていただきました。このアニメは、こうやってまとめて真夏の夜中に視るのが大人視聴者には一番合ってると思う。冬の冷えた頭では吾郎タソの野球キチガイぶりにもしかしたら感情移入できないかもしれないから。それにしても県大会決勝の幕切れシーンの水を打ったような静寂に包まれる演出は見事でした。てっきり、放映最終話まで引っ張ってOP曲流して盛り上がった中満面の笑顔で抱き合う吾郎や田代(こやつの到達した萌えキャラレベルには開いた口ふさがらんだw)たちという描写で終わるという先入観を持っていただけに、夢を繋ぎつづけることの困難と意義とを同時に教えられたような気分になりましたよ。