16号

ネウロPSゲーム紹介ページで犯人四人(DCS、ヒス、髪切、スイマセーン)が集まってるカットは妖怪大戦争にしか見えない(笑)
<新>バリハケン(鈴木信也):読んでる方もけっこう疲れるが、描いてる方も忙しそうな複数のジャンルを混ぜるのが十八番の信也先生が一年以上ぶりに連載作家として帰ってきた。今回はへたれアキバ系少年がなぜかリーゼント親分として高校デビューするという、往年のマガジン漫画「カメレオン」(加瀬あつし)的な。タイトルに含まれた派遣の意味からして、今後も部活の助っ人として渡り歩く展開になる模様。初回にでっかい輪を四肢で操る競技「ラート」を持ってくるとは着眼点がいいですなあ。でもレース内容は100kmマラソンというトンデモなんだけどね。鈴木先生の愛嬌ある作風はけっこう好みなんで、がんばってほしい。サムうさ鋤アタックが痛そうすぎる件。鶴屋の穏やかな物腰に隠されたルサンチマンと、恵まれた中にも苦労がある穂波の父の思い出話との対比はなかなか効果的だった。サイレン:おぉーっと雨宮が鎖鎌を握ったーッッ!!! ドリフト直後の二人の姿勢に経験値が現れてるのが細かい。次号は今回新キャラのおじさんの遺した記事が読めそう? H×H:プフの羽化後の姿が楽しみ。パームもそろそろ出そうか? 初恋。:河下先生の文系女子キャラへの自己投影ぶりは健在で、桜吹雪が美術室に舞う見開きイメージカットの繊細さともども堪能いたしました。<終>MUDDY:結局テーマ性がほとんどまったく浮かび上がらなかったのは次作への大きな課題となりそう。どうにかまとめた読後感自体は無難な印象なんだけど。しかしアダマスは息絶えた描写がなかった分より哀れだった。
マサルさんウ元ハ王編の表紙って、単なる色塗り過程じゃなくて修正したり描き足しがあったりして進んでいく企画なんですね。最終的にはラフとまったく違うものになるのかな。