和月伸宏「エンバーミング」がネットで無料公開中

来月2日に創刊される月刊誌ジャンプSQの公式サイトにて。たぶん一番最初に発表されたエピソード。初出は…なんだっけ。あの頃よくポツッポツッと出されてた単発の半ムック、半雑誌みたいな。よって、特に読者ターゲットを絞りきる必要がなくて作者の描きたいものを描きたいように表現しているスタイルと見えました。ダークなゴシカルさでかなり引き込まれて読んだ。主人公がフランケンシュタインタイプの人造人間というグロテスクさがいい意味で安易な感情移入を妨げているのが、これまでの和月作品とは異色。そもそもこの人の資質はこちらにあるんじゃないかなあとすら思った。連載版にも期待です。