少女コゼット#37

「マリウスの誤算」:っていうかツンデレ祖父の誤算。デレる機会をもはや永久に失ったとおぼしき爺様かわいそす。しかしなかなかに上級なネタ振りのサブタイトルだ。作中でもっとも思慮に乏しいキャラの行き当たりばったりの行動に誤算も何もあったもんではなかろーに。もうね「僕を信じていてくれ」と言い出す時点でフラグ倒れることありませんから。お金なくてイギリスに会いになんていけるわけねー!と相当年下(大学生と高校生ぐらいの差)のいたいけな彼女に逆ギレする情けない描写にウハウハ。コゼットが泣き出したのは悲しかったというより哀しかったんだよ、たぶん。さて今週は溜め回の趣きが強いけれど、演出上の緊張感はなかなかのもの。マブーフ老、次回誤認逮捕されないといいけど… ところで予告コントによればバリケード暴動まであと半年ほど、残り話数は1クール。シリーズ構成の配分はいい線いってるかも。作画も安定してきたし、ストーリーものとしてかなり面白いです。