世にも奇妙な漫☆画太郎

世にも奇妙な漫・画太郎 1 (ヤングジャンプコミックス)

世にも奇妙な漫・画太郎 1 (ヤングジャンプコミックス)

画伯がジャンプ出て以来ひさしぶりに読んだけど、もはや神の域に達しているコピー切り貼り芸とやる気の正体のわからなさに腰抜かした。こんな人がジブリの入社試験受験第一期生だったとは。まったく人生とはわからない。そして漫喫ブースにて声を殺して爆笑。一話目のオチからしてひでえ。あとモブやイケメンキャラのデッサン崩れとヘロヘロ描線(あれだ、絵心のない中二男子がてきとうにトレースした感じ)、アシ仕事かと思ってたら段々異化効果を狙ったものだと分かってきた。その手法がもっとも効果的なのが中盤の「ブスジャック」。バスジャック犯人の表情のパターンの無さと人質との掛け合い、そしてありきたりすぎてムカッとするオチ。性格悪すぎだよ、画伯。もう脳汁出るかと思った。というかたぶん出たので第二巻発売時に自分で買いなおすわ。もうね、最終話の下品さとアナーキーさといったら。でもこれだけオチはハッピーエンドなのが心憎い。