風の少女エミリー#19

「エミリーの失敗」:ローカルでこども詩人としての評判が上がったエミリーに、追悼詩(故人を偲んで墓前で朗読されるらしい)の依頼がくるという話。「つまらない人だったから創作意欲湧かない」と真顔で話すひどいヒロインに笑った。そんな姿勢があらわれた試作品に、かつての挫折の記憶を刺激されたカーペンター先生がマジギレ。手法なのかもしれないけど小学生と同じ目線で大人が話す展開が多いのはやはりちと不自然気味。最後は依頼者である未亡人の思い出話を直接聞いてじんわりしておしまいという、まあ無難な〆でした。でも、褒めゴロシで上滑った作品をみんなの前で読みあげて白けさせるとかそういう無慈悲な展開でもよかったと思うなー。それぐらい危険な匂いのするはしゃぎぶりだったし。