「俺が昨日美容院に行った話をしようか 」の神がかった語り口に久々に涙が出るほど笑った。オタクの自意識過剰を日常面から容赦なく裏付ける美容院への怯えを端的に表しながらも飽くまで攻めの姿勢を貫いている点にもカタルシスがありあり。そうだ、たまにはオタクだって図にのって反撃してやればいいのです!たとえ引いた目でみれば彼の方がより冷たい視線にさらされた当事者であると分かったとしても、彼の闘いは無駄じゃないよ!たぶん! (この話の場合、来店しょっぱなに美容院側の非礼かつ不手際があった事が肝心)